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ついに頂いた内定。感謝の気持ちを伝えるために、お礼状を書こう!…とはいっても、お礼状のような改まった手紙を書いたことのある就活生は少ないもの。
内定のお礼状をどう書けばいいかわからず悩んでいるのではないでしょうか?
でも、大丈夫。はじめてお礼状を書く就活生にもわかるように、わかりやすい図解つきで内定のお礼状の勘所を徹底的に解説いたします!
内定のお礼状の書き方が分からない人は多い
お礼状とは相手にお礼を伝えるためのもので、贈りものをもらったときや相手の人にお世話になったときに送ります。就活の場においては、お世話になったことや内定をいただいたことからお礼状を送ります。
ここでは内定が出た企業にお礼状を送ることを想定した内容を紹介していきます。作成するのであれば、書き方をしっかり把握しておきましょう。
手紙のお礼状の例
拝啓
時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
就活大学経済学部の就活太郎と申します。
このたびは内定のご連絡をいただきましてありがとうございました。
貴社に内定をいただけましたこと、誠に嬉しく思います。
先輩社員の方々との交流や面接を通じ、話すことへの難しさに反省しながらも、貴社にて活躍していきたいとより一層強く感じました。
今後は入社するまでの大学生活を充実したものとし、社会人へとなる自覚を高めてまいります。
まだまだ至らない点もございますが、今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
この度は、内定をいただき誠にありがとうございました。
書中にて取り急ぎ御礼を申し上げます。
敬具
平成○○年○月○日
就活大学経済学部四年 就活 太郎
株式会社○○ 人事部 採用課 御中
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内定のお礼状の書き方のコツ7つ
以下は、内定のお礼状の手紙をわかりやすく図解したものです。これを見れば、誰でも感謝の気持ちが伝わるお礼状が書けるようになるでしょう。(スマートフォンの方は画像をクリック・ピンチで拡大できます)
初秋の候、貴社ますますご清栄のことと、お慶び申し上げます。
この度は、内定をいただきまして、誠にありがとうございました。
私にとっては望外の喜びで、家族ともども喜んでおります。
一日でも早く貴社に貢献できるように、就業までの期間も、一生懸命に努力して参ります。
特に、面接でご指摘をいただいた英語力不足につきましては、入社までに克服できるよう研鑽をしていく所存です。
まだまだ至らない点もあるかと存じますが、今後共ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
この度は、内定をいただき、本当にありがとうございました。
まずは、書面にて取り急ぎ御礼を申し上げます。
敬具
平成◯年◯月◯日
就活大学経済学部四年 就活 太郎
株式会社◯◯ 人事部 採用課 御中
内定のお礼状の書き方のコツ7つ
①手紙の書き出し方
「拝啓」とは、「へりくだって申し上げます」の意味で使用する謙譲語。この言葉を最初につけることで、相手への敬意を示します。目上の相手への手紙へは「拝啓」で始めるのが一般的です。
フォーマルな手紙では「時節の挨拶」から始めます。時節の挨拶は季節によって異なるので注意が必要です。よく使うものとしては、
- 5月…残春の候
- 6月…初夏の候
- 7月…向夏の候
- 8月…季夏の候
- 9月…初秋の候
- 10月…爽秋の候
このようなものがあります。季節にあわせて、適切な時節の挨拶を選択してください。なお、詳しい情報はこのサイトを参照してください。
②お礼と感謝の気持ちを伝える
最初に内定へのお礼を述べます。ビジネスの手紙では、何かお礼をするべき事がある場合は、最初にお礼を述べるのが一般的です。
次に、内定をもらって嬉しい気持ちを素直に書きます。
③入社までの抱負・決意を表明する
入社までの抱負・決意を語ってください。入社までの決意を書くことで石鋸て茎な姿勢をアピールできます。
卒業までの期間をどう過ごすか?どうやって研鑽をしていきたいか?等、詳しく書き、モチベーションの高さを伝えましょう。
面接で何か能力不足の指摘をされている場合は、それを克服する旨を書いておくと好印象です。
④これからお世話になる旨を述べる
これからお世話になる相手へのメール・手紙を〆る際の定型句です。
⑤最後に改めてお礼を書く
「内定のお礼」のような重要度の高いお礼状では、深い感謝の想いを伝えるために、最後に改めてお礼をするのがビジネスマナーです。
書面でお礼をする際には、「あくまでこれは取り急ぎのお礼で、改めて直接お礼をします」との意志を示すために、「書面にて取り急ぎお礼を申し上げます。」と書きます。
⑥手紙の末文マナーを守る
「敬具」は「拝啓」とセットで使う言葉で「謹んで申し上げました」という意味があります。手紙の末尾に使い、相手への敬意を表します。
最後に、手紙を書いた日付を書きます。
⑦署名+宛名を書く
署名として「大学名・学部・学年・名前」を書いてください。署名は下部に書きましょう。
手紙の場合、送り先の宛名は最後に書きます。メールと違い、封筒の時点で誰宛の文章かがわかっているからです。
敬称は送り相手によって表現が変わります。
- 部署・課の場合は「御中」
- 担当者個人へ送る場合は、「◯◯様」
上記のように使い分けましょう。
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内定のお礼状に関するQ&A
内定のお礼状は出した方がいいの?
出さなくても不利になるわけではありません。ただ、これから長い間お世話になる相手ですから、感謝の気持ちをこめて手紙をしたためても、損はないでしょう。
お礼状は手書きとパソコンどちらがいいのか?
感謝の気持ちを伝えるものですから、手書きがふさわしいです。パソコンでは、冷淡な印象になり、想いが伝わりません。
内定のお礼状を出すタイミングは?
内定のお礼状は、内定をもらった当日〜翌日に出しましょう。お礼は早い方が相手の印象に残るからです。
内定のお礼状は手紙でもメールでもマナーを守り送ろう
お礼状は自分の感謝の意を誠意を込めて送るものです。しかし、お礼状を送る以上は送る際のマナーをしっかりと守らなくてはいけません。
内定をいただき、受諾したのであれば今後社会人になることが決まっているのですから、なおさらしっかりビジネスマナーは守っておいた方がいいでしょう。
お礼状は、手書きのほうが望ましく、メールは推奨しないと述べましたが、お礼状はどちらの形式でも構わないという見解が増えてきています。
自分がお礼状を出す企業が習慣を大事にするのか、新しいことを多く取り入れているかどうかでどちらの方法でお礼状を出すか考えるといいでしょう。
もしメールか手紙かどちらで出すのか迷うのであれば、すぐに手紙を書いて郵送することをおすすめします。