総合商社の志望動機の書き方の3つの秘訣【例文あり】

総合商社の志望動機の書き方がわからず困っていませんか？総合商社は扱う商材の幅が広いので、「なぜその会社か」を説明するのは意外と大変なものです。

また、「チームで新しいビジネスを生み出していきたい」など業界の志望動機は思い浮かんでも、会社個別への志望動機が思い浮かばない…ということもあるでしょう。

でも、大丈夫。少しのポイントを押さえるだけで、説得力のある総合商社への志望動機が書けるようになります。わかりやすい例文とともに、総合商社への志望動機の書き方を丁寧に解説いたします！

総合商社の志望動機（例文）

質問に答えるだけで志望動機を完成させよう

志望動機を作成する際、文章を考えるのが苦手な就活生も多いと思われます。

「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。

志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的に志望動機を完成させましょう。

総合商社の志望動機は「ビジョン」をベースに

総合商社への志望動機を創る際には、「その総合商社の仕事を通じて、どんなことを成し遂げたいのか？」「その総合商社の仕事を通じて、どんな価値を社会に生み出したいのか？」を書けるようにしておきましょう。

「貴社の『人』に惹かれます」「貴社の『出た杭は引き抜く社風』に惹かれます」のような志望動機は評価されません。

総合商社は既に単なる仲介役ではありません。リスクをとって先行投資をし、自社のネットワークを活かして収益化していく「ビジネスモデルメイカー」に変わりつつあります。市場を切り拓くには「貴社の『人に惹かれます』」のような受け身の体勢では足りません。

総合商社は、就活生の『ビジョン』を重視している

未知のマーケットを切り開いていくには、強い意志の力が必須です。だから、総合商社は、単純な志望動機を聞かず、「この会社の仕事を通じて何を成し遂げたいのか？」を聞くことがほとんどです。たとえば、

このように「何を成し遂げたいのか？」にフォーカスして質問をしています。だから「御社の『人』に惹かれます」というような受動的な志望動機は評価されません。「貴社のビジネスを通じて、〜を成し遂げたい」という具体的なビジョンを伝えなければなりません。

なぜそのビジョンなのか？

しかし、ただ「貴社で〜を成し遂げたい」といっても、評価されません。口だけなら誰でも言えるからです。大事なのは、そのビジョン・目標の『本気度』。本気度を伝えるには、「私は過去の経験から、この目標を持つようになった」という経緯を説明しましょう。たとえば、例文では、

このように、過去の経験から、「なぜインフラビジネスなのか？」がわかるように説明しています。ビジョンに過去の経験による根拠付けがあれば、本気度が伝わります。

なぜ数ある総合商社の中でも、その総合商社を志望するのか？

志望動機ですから「数ある総合商社の中でも、なぜその総合商社なのか？」もしっかり説明できるようにしましょう。「数ある総合商社の中でも、なぜその総合商社なのか？」がわからなければ、「どこにでも通用する志望動機」になってしまいます。では、どうすればよいのか？なぜその総合商社なのか？を説明するには、

この3点を押さえるだけでOK。

例文では、最初に「インフラづくり」が目標です、と答えていますね。だから、企業研究によって「三菱商事のインフラづくりにおける強み」を探します。すると、「地球環境・インフラ部門」を持ち、注力している。インフラの基盤にある鉄鋼・金属分野に非常に強い、という強みがわかるはずです。「インフラづくり」と会社の強みである「地球環境・インフラ部門/金属分野への強み」が合致していますね。この3つをつなげて、最後に「貴社でなら、仕事を通じて、人が豊かに暮らす基盤づくりに携われると考え、貴社を志望している」と結論づけています。

このように「自分が総合商社で成し遂げたいこと」→「会社の特徴」を上手く合致させて志望動機をつくると、志望度が伝わる内容になります。

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