これで安心!内定者懇親会の内容で押さえる5つのポイント

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内定者懇親会に出席することになったけれど、「内定者懇親会はどんな内容なのか」「どんな準備をしていけばいいのか」わからず悩んでいませんか?

そこで、就活生のために、内定者懇親会はどんな内容なのか、注意するべきポイントは何かを解説していきます。

内定者懇親会の内容

内定者懇親会では、主に以下の5つの内容で構成されています。内定者懇親会の内容を理解し、適切な準備をしておきましょう。

1.今後の過ごし方について、人事からの説明

内定者懇親会では、冒頭に、人事から今後の過ごし方について簡単な説明があります。

  • 内定式までの過ごし方・スケジュールの説明
  • 入社までの課題の説明
  • 内定承諾書の配布
  • 内定者SNSの紹介
  • 入社後の待遇の説明
  • 入社前研修の説明
  • 配属先はいつ決まるかの連絡
  • etc…

このような点が人事から説明されます。とても重要な内容が多いので、忘れないように必ずメモをしてください。もちろん、筆記用具は忘れないように。

2.内定者同士の自己紹介・スピーチ

人事の説明が終わったら、内定者同士での自己紹介を求められます。その自己紹介で、あなたの第一印象が決まります。良い第一印象を残せるように、事前にしっかりと自己紹介の内容を考えておきましょう。

以下の記事では、例文つきで、はずさない内定者懇親会での自己紹介のポイントを例文つきで解説しています。例文を参考に、周りの内定者にあなたを印象づける自己紹介を考えておきましょう。

【例文あり】内定者懇親会の自己紹介・挨拶のポイント5つ

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3.グループワーク

内定者を打ち解けさせるため、内定者懇親会では、「新入社員が身につけておくべき3つの心構えとは?」のような簡単なお題のグループワークが出されることがあります。といっても、評価には関係がなく、あくまで「打ち解ける」「アイスブレイク」の一貫なので、リラックスして取り組んでください。

ただ、目立って損をすることはないので、自信があるなら、発表者に名乗り出て、プレゼンをしましょう。

4.食事会

ひと通り説明・自己紹介・グループワークが終わったら、食事会へと入るパターンが多いです。

単なる食事会なので緊張する必要はありませんが、出来るだけ多くの学生に声をかけて「この内定者たちとはウマが合いそうか」等をチェックしておきましょう。

内定者懇親会で同期と仲良くなっていると、入社後も、何かと助けてくれる仲間になってくれます。これから一緒に働く仲間ですから、積極的に声をかけて打ち解けましょう。

5.先輩社員との交流会

比較的若い先輩社員との交流会が設けられる場合があります。もう内定しているのですから、怖いものはありません。以下のような「聞きたくても聞けなかったポイント」を聞いても良いでしょう。

  • 実際には、どのくらい残業するか?何時に退社するか
  • 福利厚生制度はどうなっているか?実際に利用している福利厚生制度はあるか?
  • 有給は正直、どのくらいとれるか?

このような気になるポイントを聞いて、「複数の内定先から、どこを選ぶべきか」の指標にするのもアリです。

あなたの就活力はどのくらい?

就職に成功するためには、まず自分の就活力を知っておく必要があります。就活力とは、就活で必要な準備や企業側が重視しているポイントに対して、どれだけ備えているかをはかる指標です。

ぜひ、「就活力診断」で今の自分の就活力を診断してみましょう。無料でダウンロードできるので、今の実力を踏まえた上で必要な対策をしてみてはいかがでしょうか。

内定者懇談会に行くときの服装

どんな場合でもスーツなら間違いないと思っている人もいますが、必ずしも正しいとは言えません。先方から服装の指定があることが多いので、それに従いましょう。ただ、企業から何の指定もないケースでは何を着ていけばいいのか迷ってしまうことも。基本的にはTPOに合わせて判断してください。

懇親会がオフィス内で行われるなら企業の出勤スタイルに合わせましょう。格式高いホテルの宴会場ならスーツが無難です。飲食店の場合は休日ならオフィスカジュアル、平日夜なら企業の出勤スタイルに合わせます。わからなくて不安な場合は、先輩社員や人事担当者に直接尋ねるのが確実でしょう。

スーツ指定の場合

スーツ指定の場合は選考中に着用したリクルートスーツを選択するのが無難です。懇親会の場所が華やかなパーティ会場のときは逆に浮いてしまうこともあるかもしれません。はっきり「リクルートスーツで」と指定されていなければ、ネイビーやグレー系のダークスーツでも問題ないでしょう。

ただし、あまり派手にするのは避けましょう。結婚式の二次会のような感覚で明るい色のネクタイやカフス、ネクタイピンといったアクセサリーを過度に着用するのは好ましくありません。社風と開催場所の雰囲気のバランスを考えるのがポイントです。他の参加者と相談して合わせるのもいいでしょう。

私服指定の場合

私服と言っても、普段自分が着ている服装で行けばいいというわけではありません。基本的には綺麗目なオフィスカジュアルを意識しましょう。いつも着ているからと、サンダルや短パン、ジーパン、露出の多い服装などは避けたほうがベターです。IT系のベンチャーなどフランクな社風で出勤スタイルもラフという企業であっても、なるべく落ち着いた服装を心がけましょう。

私服を指定された場合は素直に私服で参加しましょう。「私服と言われているがリクルートスーツのほうがキッチリした印象が与えるだろう」とスーツで参加するのは逆に失礼に当たります。周りは私服なのに自分だけスーツというのも居心地の悪いものです。

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内定者懇親会のパターン

 

会社で行われる内定者懇親会

会社で行われる内定者懇親会は「複数の内定先から、自社を選んでもらうための会社のPR」「内定者同士の仲を深める」ために行われます。

人事の偉い人や先輩社員が参加している場合も多いので、堂々とした自己紹介ができるように、事前に準備をしておきましょう。

料理店で行われる内定者懇親会

料理店で行われる懇親会では、ほとんど「内定者同士が仲良くなるため」のものです。グループワークや、今後の説明、社員との交流はなく、自己紹介と食事だけで終わるものが多い。

基本的には、「飲み会」だと思ってください。ただし、これからお世話になる企業ですから、あまり羽目ははずさないように。

会計は企業側持ち

内定者懇親会の会計は企業側が支払うのが一般的です。気を遣ったつもりで会計時に自分の財布を出したり、支払いについて尋ねたりするのは失礼に当たります。万が一参加者に負担がある場合でも、事前に通達があるものです。

企業側も親切心で懇親会を開催するのではなく、採用活動や今後の会社運営にとっての利益を生み出す必要経費と考えています。懇親会終了後は貴重な場を設けてくれたことと、ご馳走になったお礼を述べてお互い気持ちよく帰りましょう。ただし、支払いが企業持ちだからと言って食べ過ぎ・飲みすぎはNG。恐縮して遠慮し過ぎるのも考えものですが、節度を持って参加してください。

お酒は勧められるまで注文しないのがベター

懇親会の場では参加者もお酒を飲むパターンが多いですが、自分から注文するのは避けたほうがいいでしょう。プライベートでの飲み会と異なり、懇親会での食事やアルコールはあくまでコミュニケーションを円滑にするためのツールです。周りの動きを見ながら、社員の方にお酒を勧められたら飲むようにしてください。

飲み始めてからは他の人にお酒を注いだり、注文のサポートをしたりと言った気遣いは臨機応変に行いましょう。もちろん、自分がお酒を飲まない場合はやんわりと断ってしまって大丈夫です。無理に飲みすぎて粗相をしないようにくれぐれも注意してください。

内定者懇親会は参加しなければならないものか?

参加必須」と明記されている場合は別として、参加しなくても問題はありません。あくまで企業が「内定者同士の親交を深めてもらう」「内定先の中で自社を選んでもらう」ために行うもので、内定式のような就活の必須ステップではないからです。

ただ、内定者同士が仲良くなるための貴重な機会ですから、できるだけ参加しましょう。参加しないと、あなた以外が、みんな仲良しになっていて、自分だけがボッチの気分を味わってしまうリスクがあります。

どうしても断らなければならない場合は、以下の記事で紹介している「内定者懇親会の欠席連絡メール」のテンプレートを参考に欠席の連絡をしましょう。この例文を真似れば、丁寧に内定者懇親会の出席を辞退できます。

内定者懇親会は欠席してもいい?人事への連絡方法付きで解説

2021.04.30

入社を迷っている場合

内定者懇親会は無理に参加する必要はありません。ただ、入社を迷っているなら参加することで判断の助けになることもあるでしょう。懇親会の場では社員の方と非常に近い距離で、これまでの面接やOB・OG訪問では聞けなかったような質問や相談をすることができます。相手によっては、ハッキリと「迷っている」と悩みを打ち明ければ、タメになるアドバイスをもらえるかもしれません。

また、自分と同じ立場で参加する内定者は入社後は同期となる存在です。その企業で仕事をする具体的なイメージをもつ助けとなるでしょう。同じく入社を迷っている人も少なからずいる可能性も高いので、お互いの現状や悩みを相談し合うのもおすすめです。

参加しても入社辞退できる

内定者懇親会に出たからと言って必ずしも入社する必要はないので安心してください。企業側もコストをかけて懇親会を参加していますが、それは採用活動全体に言えることですし、入社辞退者が出る可能性も織り込み済みです。企業が会計を負担するケースが多いからと言って過度に恐縮しすぎないようにしてください。

懇親会によって内定者に入社意欲を固めてもらうという意図は確かにありますが、社員や同期になり得る内定者と直にコミュニケーションを取ることでミスマッチを防ぐという目的もあるでしょう。就職活動は決して一方的なものではなく、お互いをよく知って誤解や嘘偽りなく納得して入社してこそ双方にとって利益を生むものだと認識しておいてください。