自己分析をしても、自己PRのネタが見つからない時の解決法

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「いくら自己分析をしても、面接で話すに値する経験が見つからない」「自己分析をしようにも、学生時代に頑張ったことがそもそもない」

このような悩みを抱える学生は少なくありません。でも、誇れるような経験をしている学生の方が少数派です。普通の経験をしていても、内定をとっている学生はたくさんいます。彼らは何をやっているのでしょうか?

そこで、「自己分析をしても自己PRのネタが見つからない」という人のために、自己PRネタの見つけ方をご紹介します。

経験のインパクトは重要ではない

「学生時代に部活動やサークルをしていなかったから、就活に自信がない」という人に、まず知ってほしいことがあります。

それは、経験自体が重要ではないというこです。

留学、部活、サークル……全部どうでもいい!

「採用にあたり企業が重視している項目」をリクルートが調査した『就職白書』によれば、「サークル・部活動の経験」を重視している企業は10%、「ボランティア経験」「所属ゼミ」は6%、海外経験は5%しか重視していません。

これらの項目は学生が必死になってアピールすることですが、企業はどうでもいいと思っているのです。

大事なのは、学生の将来性

では、企業は何を重視しているのか?

同調査によれば、企業が重視しているのは、上から「人柄 90%」「企業への熱意 72%」「今後の可能性70%」です。

その学生がどんな人で、どれだけ企業で熱心に働いてくれるか、将来どう活躍してれるか?を、企業は見たいのです。

「学生時代に頑張ったこと」を聞くのは、真剣に打ち込んだことであれば「人柄」「将来の可能性」が見えるだろう、と考えているからです。経験自体の凄さ自慢を聞きたいのではありません。

インパクト勝負よりも、密度勝負

ただ、学生は自己PRを「経験の凄さ・インパクト自慢」だと勘違いしています。

だから、「海の家を1週間でつくった」というような話をします。確かに、凄いのですが、よく聞いていくと、平メンバーとして受動的に参加していただけだったりする。

学生の人柄や主体性が現れるのは、たとえインパクトはなくても「主体的に、真剣に打ち込んだ活動」です。物事にどう打ち込んだかを具体的に話せば、その学生の人柄や将来性が見えてきます。

たとえば、辛い時にどう対処してきたか?その姿を具体的に語れば、相手は「仕事でも耐え、辛いことを乗り越えるあなた」を想像し、「将来の可能性」を評価するでしょう。

経験のインパクトではなく、密度で選ぶ。自分が現れている活動を話すのが重要です。

たとえば、塾講師の経験を語って、外資系消費材メーカーに内定している学生や、単純労働アルバイトの経験で商社から内定をもらっている学生もいます。インパクトが重要なのではないのですね。

では、どうすれば密度の濃い経験、あなたの人柄・将来性が現れている経験を選ぶことができるのでしょうか?

STEP1 先入観を排除して経験を選ぶ

まず、先入観を排除して、経験の棚卸しをしてみましょう。

というのは、学生はどうしても「インパクトのある経験」ばかりを重視して、本当に真剣に打ち込んだ経験を無視してしまう可能性があるからです。

では、どうするのか?

  • 大学時代に頑張ったことを箇条書きにしていく
  • インパクトや凄さは度外視する
  • 時間をかけ、頑張ったよな、といえるものは、どんな小さなことでも書き出す
  • 目安としては、20個近く書き出す。20個の理由は、このくらい多いと、かなり小さなことでも書き出さざるを得なくなるから

これらの点を意識してください。棚卸しですので、細かいことを考えずに、ひたすら書き出しましょう。

STEP2  経験を選びとる

では、この棚卸した経験から「就活で語るべき」経験を選びとります。

語るべき経験とは「人柄」や「将来性」をアピールできる経験です。では、どうすればいいのか。

主体的に、試行錯誤して、取り組んだもの

あなたの人柄が現れるのは、誰かに言われて受動的に参加した活動ではなく、自分で試行錯誤しながら、主体的に取り組んだ活動です。

主体的というのは、つまり、試行錯誤しながら取り組んだかどうか。自主的に行った工夫や取り組みがどれだけあるか、ということです。

インパクトではなく、主体的に取り組んだかどうかで選びましょう。

問題解決を出来たもの

就活は自分が「将来的に会社に貢献できるぞ」とアピールする場です。活躍するあなたはをアピールするには、あなたの人柄が、何らかの問題解決・現状の改善に貢献したエピソードを話すのが効果的です。

たとえば、真っ向から対立する大規模サークルの運営方針を上手く取りまとめたエピソードを具体的に話せば、会社で同様に活躍するあなたをイメージさせられるでしょう。

主体的に取り組み、かつ、何らかの問題解決を行った活動を選びましょう。

これで、就活で語るに値する経験の候補が選べました。さらに、それを面接で話すために具体化していきます。

STEP3 経験を掘り下げる

自己PRの核になる「学生時代に頑張ったこと」はあらゆる形で問われ、掘り下げられます。

自己PRを話すにも、その強みの根拠になるエピソードとして「頑張ったこと」は必要ですし、「学生時代に打ち込んだことは?」とそのものずばりで聞かれることもあるでしょう。

だから、あらゆる形の質問にしっかり答えられるように、自分で掘り下げておかなければなりません。

選んだ経験を掘り下げる

まず、選んだ経験を掘りさげてください。具体的には、以下の質問に答えられるようにしましょう。

  • 取り組んだ活動の概要(20~30字で端的に)
  • 取り組む上での目標・課題
  • なぜその課題に取り組もうと思ったのか?(動機)
  • 結果を出すために行った行動・工夫。できるだけ細かく、具体的に。
  • 取り組む過程でぶつかった壁・障害
  • 障害にどう立ち向かったか?なぜ立ち向かえたか?
  • どんな結果が出たか?できるだけ具体的に。
  • その経験から何を学んだか?
  • 学んだこと・ノウハウを社会・会社に出てどう活かしたいか?

これらのことを掘り下げておけば、就活で問われる質問にはほぼ全て対応できます。

発揮された強みを洗い出す

就活では「あなたの強み・長所は?」「自己PRをしてください」という形で、「どんな能力があるのか?」を問われます。

だから、経験を統括して、「つまり、自分はどんな強みを持っているかを知っておかねばならないのです。

企業が求めている能力は何か?リーダーシップ、問題解決力……様々あります。企業が求めている能力を統括してリスト化している経産省の「社会人基礎力」という研究があります。

社会人基礎力の能力リストと、学生時代の振り返りを反映させて、「自分にはどんな強みがあるのか」を判断しましょう。

STEP4 長所の再現性を検証する

結びつける

実は、自己PRをしただけでは、企業は信じてくれません。たとえば、「部活動で主将をやったからリーダーシップがあります」と言ったら、「他にリーダーシップを発揮した経験はありますか?」と聞かれます。

本当にリーダーシップがある人なら、他でもそのリーダーシップを発揮しているでしょう。逆に、就活用につくってきた学生は、答えに窮してしまいます。

大事な、大事な再現性

その強みが本当なら、「再現性」があるはずです。つまり、他の場所でも強みが発揮されているべき。また、再現性のない強みは企業で役に立たないでしょう。

つまり、強みとは「いろいろな場所で発揮されている」ものでなければなりません。

頑張ったことリストを検証

あなたの見つけた強みが本当の強みかどうかを見つけるには、自分で再現性を検証することです。

先にあげた「頑張ったことの箇条書き」を見て、あなたの強みが3回以上発揮されているかどうかを検証してください。

本当の強みならば、複数回その強みが発揮されているはずです。

再検証をして、強みを見つけ直す

強みに再現性がない場合は、自分の強みを間違えて認識しているのかもしれません。

「商社志望だからリーダーシップがないと」いうようなバイアスを排除して、経験を振り返り、自分の本当に得意なこと、人よりもはるかに上手くできることを見つけましょう。

再現性のある強みは、説得力がありますし、あなたの人柄とも結びついているはずです。さらに、再現性があるということは、会社に入った後にも役に立つ可能性が高い。「将来性」をアピールできます。

強みに再現性があるかをチェックしましょう。

まとめ

インパクトではなく、「自分が試行錯誤して主体的に取り組んだ」活動を選びましょう。普通の経験に見えても、それは強いアピールになるのです。

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