誰も教えてくれない!すべり止め企業の見つけ方・持ち駒企業の増やし方

すべり止め企業、持ち駒企業の増やし方

 就活生には、「本志望は商社なんだけど、難しそう。マーチで体育会系の僕くらいの感じの、すべり止めになる企業ってないいかなぁ?」と思っている学生が多いのではないでしょうか。「すべり止め」という考え方の是非はおくにしても、企業を多く受けることはリスクヘッジの観点からいっても正しいです。

 そこで、就活生が気になる「すべり止め企業」の探し方をご紹介します。

「偏差値」で決まるものではない

 ただ、その前に断っておきたいことがあります。それは、就活は「就活偏差値」で決まるものではないということです。つまり、体育会系&高学歴(就活偏差値72)ならば、採用人数の多い損害保険会社(偏差値65)に受かる……というようなことはないのです。

 そもそも会社の欲しい人材は企業によって異なります。ある会社で高く評価される人材が、ある会社では全く評価されないなんて当たり前にあるのです。また、面接官との相性もあります。心理学の研究で、人間は自分と似た属性の人間に本能的に好意を持ってしまうとわかっています。(類似性の原理)

 たとえば、体育会系の人が体育会系の面接官にあたれば高く評価されやすい。逆に、バリバリ理系の面接官が体育会系の学生を面接すると「なんか苦労した!苦労した!ばっかり言ってて説明が下手だし、ロジカルじゃないな」と落としてしまうかもしれません。

 受験のように画一的な偏差値で決まるものではないのです。ということで、「僕はこのくらいの就活偏差値だから、この企業は希望企業、ここらへんはすべり止めライン」のような考え方は危険です。

とにかく幅広く受けること

 ただ、幅広く企業を受けること。人気企業、有名企業から、それほど学生が受けない企業まで幅広く受けるのは、大事なことです。どの会社があなたを高く評価するかは、受けてみないとわかりません。内定した会社にしか就職できないのですから、選り好みを受かる前からするのは馬鹿げています。

 幅広く受ければ、業種ごとの違いもわかり、自分の志向も明確になるでしょう。さらに、面接の場数もこなせ、面接力もアップします。すべり止めとは言わないまでも、リスクヘッジのために多くの企業を受けることは非常に大事です。

 逆に、受ける企業が少ないと、魅力のある学生でも内定ゼロなんてザラにあります。内定する会社の数は「受ける会社数×内定率」で決まります。魅力的な人材でも「受ける会社数」自体が少なければ、内定がもらえないリスクが大きくなるのですね。

幅広く受けること。では、どうやって受ける企業を増やせばいいのでしょうか?

まずは、就活の軸を見つけること

 といっても、やたらめったら受けるのは気が進まない人もいるでしょう。(私はやたらめったら受けても良いと思いますが)自分の志向に合う企業を多く受け、その中から内定を貰いたいものですよね。そこで、自分の就活の軸をまずはっきりさせましょう。

 具体的には、どうすればいいか?今、志望している会社に魅力を感じている理由を掘り下げていけばよいのです。

 たとえば、メガバンク志望ならば、「稼ぎたい(これは立派な志望軸です)」とか「文系が主体の職場で自分の力を試したい」とか「モノを持たない業種でこそ、そのサービスを提供する人間の力が試されるから」というような動機があるでしょう。

 その動機をさらに深堀りします。たとえば、「なんで『モノを持たない業種でこそ、そのサービスを提供する人間の力が試されるから』という点に自分は魅力を感じるのだろうか?そう考えるようなキッカケとなる成功体験、嬉しかった体験はないか?」を分析していきます。

 すると、「サークルの勧誘を主導して、告知や勧誘方法を工夫して、新入会員を前年比3倍増やした」というような経験が見つかり、「そうか、自分は自分の力で最終的な結果に影響をあたえるのが好きなのかもしれない」というような喜びの厳選、就活の軸が見つかります。

 この例の軸ならば、金融に限らず、ネットベンチャーでも良いかもしれませんし、商社でも良いかもしれません。この軸に合致する企業をどんどん増やしていけば、持ち駒の企業は増えていくでしょう。

企業の増やし方

 もっともオススメな方法は、日経や一橋出版の出している「業界地図」をさらっと読んでみることです。日本の主要業界、業界ごとの主要プレーヤーを一覧できます。そこで、見つかった企業を個別で調べていけば、興味にかなう会社がきっと見つかるはずです。

 たとえば、パーソナルコンピュータ関連業界というページを開きます。パナソニックやソニーのコンピュターをつくるのに、実はかなり多くの部品メーカーが携わっていることがわかります。パソコンの中にあるスプリングだったり、ハードディスクの原料を提供しているメーカーだったり……絶対に必要な部品の製造で高いシェアを持っている優良企業がいくつも見つかるでしょう。

 こうやっていけば、効率的に志望企業を増やせるはずです。このやり方だと中小企業を見つけられないじゃないか!というかもしれません。しかし、二部上場くらいの大企業(大企業の定義は従業員300人以上、資本金3億円以上)でも、学生が見向きもしていないところはいくらでもあるのです。わざわざ中小企業に目を向けなくても、就活序盤から学生に不人気の隠れた優良企業をガンガン受けていけば、内定も難しくありません。

志望企業を増やすのは、早ければ早いほど良いです。就活後半になると、前半に失敗した学生が必死でまだ採用活動を続けている企業に向かってくるからです。だから、できるだけ早い内から学生に人気のない地味な大企業を受けましょう

 

おわりに

 あなたは内定した会社にしか就職できません。ブランド会社に行くのも、地味な有名企業に行くのも自由ですが、それは受かった企業の中からしか選べないのです。できるだけ多く受けて、就職先の選択肢を増やし、その中で納得のいく内定先を選ぶ。

 これが個人にできるもっとも合理的なやり方ではないでしょうか。持ち駒はできるだけ多く。少なくとも50社くらいにはエントリーしてみましょう。

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