【自己PRの書き方ガイド】受かるための6つの極意と回答例文

エントリーシート(ES)の自己PR・強みの書き方

本コンテンツは独自に制作していますが、一部にサービス提供企業等から広告料および送客手数料を受領しているPR情報が含まれています。

エントリーシート(ES)で必ず問われる「自己PRをしてください」という質問。「自己PRをしろと言っても、何をどうアピールすればいいかわからない」と悩んではいませんか?

でも、大丈夫です。エントリーシートで問われる自己PRには書き方のコツがあります。それを知っているだけで、ググっと採用担当に響く自己PRが書けるようになるのです。

絶対に放っては置けないESの自己PRの書き方を、例文つきでわかりやすく解説致します!(例文は記事下部にあります)

1.なぜ企業は自己PRを聞くのか?を理解しよう

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まずは、なぜ企業がエントリーシートで自己PRを問うのか、企業の意図を確認していきましょう。

簡単にいえば、自己PRを見ることで、会社が求める能力・長所をあなたが持っているかを把握しようとしているのです。

企業で活躍するための長所は、企業によって異なります。企業が求める長所を持っていなければ、その企業では活躍できません。たとえば、フライトアテンダントをやるなら、社交性が大事ですよね。人見知りのフライトアテンダントなんて、上手くいきませんよね?

企業は、学生の自己PRを見ることで、学生がその企業で活躍するための能力・長所を持っているかを確認しようとしているのです。

では、この「学生が企業で活躍するための能力・長所を持っているかをみたい」という企業の意図を踏まえた、回答のポイントを解説していきます。ポイントは4つあります。

2.最初に結論を書く

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最初に「私の長所は〜です」「現状を分析して、解決策を出す力に自信があります」と結論を先に書きましょう。結論を先に書かなければ、その後の文章の内容がすっと入ってきません。

よく所属しているサークルの説明から入り、結論がわかりにくくなってしまっている人がいます。最初に結論をしめす書き方を意識しましょう。

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3.キャッチコピーをよく考える

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人が一番真剣に読むのは、文章の最初の一行。その最初の一行で採用担当を惹きつけるために、長所のキャッチコピーを工夫しましょう。

たとえば、「私は協調性があります」「チームワークが得意です」では、絶対に埋もれてしまいますよね。引っかかるものがありません。

けれど、「私は糊のような人間です。どれだけバラバラのチームでも間に入り、人同士をまとめられます」なら、引っ掛かりがありますよね。(どちらも協調性のアピール)

自分の長所をストレートに表現し、かつインパクトがあるフレーズを探してください。

自己PRが書けない時は、自己PR作成ツールを活用しよう

自己PRの内容が薄いと、志望企業に採用されません。選考を突破するには、自己PRを作り込む必要があります。

そこで活用したいのが、自己PR作成ツールの「自己PRジェネレーター」です。
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4.自己PRの根拠を具体的に書く

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自己PRを書く上で絶対に忘れてはいけないのが「自己PRの根拠となる経験をしっかり書く」ことです。まず、それが出来ていないと、どうなるか、見てください。

全く信用出来ない自己PR

ものすごく、よくある自己PRの失敗例に「ひたすらお題目だけを並べているので、全く信じられない」というものがあります。例を見ていきましょう。

私はリーダーシップに自信がある。リーダーシップに重要なのは、人を引っ張る力だけでなく、人を支える力だと考えている。学生時代には、テニスサークルの幹事長となり、メンバーの意見を上手く吸い取り、みなが納得するサークル運営を心がけてきた。人の立場に立って考えることで、隠されていたメンバーの不満を発見することも意識してきた。このリーダーシップを活かして、社会に出た後の活躍していきたと考えている。

これ、どう思いますか?これは実在する自己PRですが、このレベルの自己PRをしている学生はかなりいます。ひどい。なぜ、ひどいか。全く信じれないのです。

「リーダーシップがあります」「挑戦心なら誰にも負けません」と言うだけでは誰も信じてくれません。大事なのは「なぜそう言えるのか」と根拠を示すことです。

リーダーシップをアピールするなら、「なぜそう言えるのか?」を学生時代のエピソードを元に伝えなければなりません。つまり、自己PRの構成としては、

  • 私の長所は〜です。(結論を書く)
  • 学生時代には〜をしてきました。(長所の根拠となるエピソードを具体的に書く)

と書かなければいけません。「私は〜に自信があります」と書くだけでは信用出来ません。長所の根拠となる学生時代のエピソードを詳しく書いてください。

具体的に書くとはどういう事か?

「学生時代に頑張ったことのエピソードを書く」だけでは、足りません。そのエピソードが「採用担当が文章だけを見てイメージが湧くように具体的に書く」必要があるのです。

たとえば、よくある自己PR例で、

周りをまとめる力に自信がある。その力を最も発揮したのが、サークル合宿の運営だ。方針Aと方針Bで対立し、チームがバラバラになりかけたが、メンバーが一丸となり、腹をわって深夜まで議論し、納得のいく方針をつくりだせた。結果、合宿は成功した。

というようなものがあります。一見、具体的なエピソードに見えますよね。でも、だめです。

なぜ駄目か。どうやって議論したか?どう工夫したか?が採用担当には見えてこないからです。抽象的なので、中身が伝わってこない。

たとえば、メンバーを上手くまとめるために議論を何度もしたなら「議論を成功させるために具体的に何をしたのか」を書かなければなりません。

合宿の運営の方針を上手くまとめるためには、皆の意見を吸い出す必要があった。ただ、議論をする中で「声の大きい人」の意見ばかりが通っていることに気づいた。そこで、「声の大きい人」を抜いて、どう思っているかをヒアリングする場をつくり、全員の本当の意見を吸い出した。

これなら、「この学生が成果を出すために、どんなことを工夫したのか?」がしっかり伝わってきますよね。

学生時代のエピソードを具体的に書くには、

  • その時に取り組んでいた問題・課題に対処するために、あなたがとった行動・工夫を
  • あなたのことを知らない採用担当が文章だけを見て理解できるように書く

ということなのです。

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5.仕事での活かし方を書く

自己PRで、自分の強みや長所を伝えた後、最後に「どのように仕事に活かせるのか」も書いておくとよいでしょう。具体的な目標や目的を書くことで、仕事に対して前向きに取り組んでいこうという積極的な姿勢が感じられます。

企業がどのような業務をおこなっているのか理解していないと書けないので、企業に対してしっかりと研究しているという熱意も同時に伝えることができるでしょう。面接官も具体的なイメージがしやすく、採用したら活躍してくれそうだという印象を与えられます。

企業によってどんな人物像が求められているのかは異なるので、事前に把握しておき、それに合わせて活かし方をアピールすることもポイントです。

自己PRはひとつだけでなく、いくつかのパターンを考えておき、企業や職種によって合うものを用意しましょう。

【アンケート公開】「自分の強み」の見つけ方|おすすめツールや使い方も解説

2021.05.25

6.自己PRは「型」を意識して書く

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「自己PRの根拠になる学生時代のエピソードを具体的に書けって言うけど、どう書けばいいのかわからない」と感じているかもしれません。

そこで、「この通りに書けば、失敗しない」、学生時代のエピソードの書き方を解説します。

以下の型を押さえましょう。

自己PRのエピソードはこの順番で書けばOK

  • その力を最も発揮したのが〜の経験だ。(経験の概要)
  • 「 」では、「 」という状況が問題・課題になっており(その活動で取り組んだ課題・問題)
  • そこで、私は「 」をすることによって、(あなたが行った問題への対処法・解決策 )
  • 「 」という成果を上げることができました。(その結果、どうなったか)

企業が求めている長所とは「成果を生み出すための力」です。だから、学生時代のエピソードとして話す経験も「あなたの長所を使って、何かの問題を解決し、成果を出した」エピソードを書く必要があります。

この型を使えば、「あなたの長所を使って、何かの問題を解決し、成果が出た」エピソードを自動的に書けるようになります。

エントリーシートの要求している長さに応じて、各部分に説明を増やしましょう。例えば、そこで起こっていた問題を詳しく書いたり、あなたが行った解決策の部分を、なぜその解決策が良いと思ったのか?と理由づけをしたりすれば、文量は簡単に増やせます。

自己PRが書けない時は、自己PR作成ツールを活用してみよう

ここまで自己PRを作成する方法を解説してきましたが、文章を考えるのが苦手で、上手くまとめる自信がない人も多いはず

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自己PRでの注意点

自己PRは、自分を企業に売り込む大きなチャンスです。強みや特技を分かりやすく伝え、仕事を続けていけそうだと思ってもらえることが大切です。

ここでは、自己PRを書く時に注意したい点をいくつか紹介していきます。

丁寧に記入して読みやすくすること、記入欄は8割埋めるようにすることを心がけるとよいでしょう。

どれだけ内容が良い自己PRだとしても、基本的なルールが守れていないと、企業からの印象は悪くなってしまいます。

それそれ詳しく解説していきますので、効果的にアピールできるように、自己PRを書く時の参考にしてみてください。

 丁寧に記入し読みやすいレイアウトを心がける

履歴書やエントリーシートは、手書きで記入する場合が多くなっています。文字の大きさがバラバラだったり、曲がっていたりすると、見た目の印象は悪くなってしまいます。

文字の上手い・下手ではなく、丁寧に記入していないと思われてしまうので注意しましょう。

記入の際には、平らな机の上で書くようにして、下敷きなどを使うとよいでしょう。下書きとして鉛筆で薄く線を引いておくなど、文字が曲がってしまわないように工夫します。

また、自己PRを記入する欄はサイズもそれぞれ異なります。見た時にすぐに文章が読めるように、大きすぎず小さすぎず書くことも意識してみましょう。

もし、間違えてしまった場合には修正テープや修正液などは使わずに、最初から新しいものに書き直すようにしてください。

記入欄を8割は埋めるようにする

自己PRを丁寧にたくさん書き込みたいからと、決められた枠いっぱいに、びっしりと文字を埋めるのはNGです。

限られたスペースに応じて、自分の言いたいことを分かりやすく簡潔に書くことも、重要なポイントになります。

あまりに小さい文字では、採用担当者も読みづらくなってしまいます。誰にでも読みやすい文字の大きさと、量を意識して楷書体で記入することが基本となります。

空白が多すぎても、志望度が低いと感じられてしまいますので、指定された枠の8割程度を目安にして埋めるようにするとよいでしょう。

最初から書き込むのではなく、練習として文字量を調整しながら他の紙に下書きをしてから、用紙に記入すれば失敗せずに済みます。

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自己PRで部活経験のアピール方法を採用者目線から解説【例文あり】

回答例文①

私の長所は、分析力です。問題の原因を分析し、事態を改善する解決策を考える力に自信があります。その力を最も発揮したのは、ITベンチャー企業でのインターン活動です。私はお客様の窓口になるウェブサイトの運営を担当し、事業の月間売上を80万→330万まで伸ばしました。

担当事業は価格的には、競合よりも圧倒的に安いという強みがあったにも関わらず、なぜか売上が伸びていない状況でした。問題の原因を特定するため、顧客が注文をする際に利用するサイトのアクセスデータを解析し、「顧客がどの情報を見ているか?」を分析しました。

結果、ウェブサイトのデザインのせいで、顧客は、事業のウリである価格情報のページにたどり着いていないことがわかりました。

そこで、私は事業の強みである安さが顧客に伝わり易くなるよう、価格の安さを前面に押し出したウェブサイトにデザインを変更しました。結果、本来の強みが伝わるようになり、サイトを訪れた顧客が契約をする確率が4倍以上になり、上記の成果を達成することができました。

御社のビジネスコンサルタント職では、顧客の問題を分析し、その解決策を提供する力が問われるので、私の長所を活かせると考えております。

解説

具体的な成果が結論でしめされているのでわかりやすい。また、問題→原因分析→原因に対する対策→結果という型が意識して記述されているので、頑張った行動の流れをとらえやすくなっています。

回答例文②

私の長所は、コミュニケーション能力があることです。どんな相手にも話しかけることができます。

以前、老人ホームでボランティアをおこなった時に、気難しいおじいさんがいました。職員の方とも打ち解けることができずにいたようでした。

ある日、そのおじいさんが絵画に興味を持っていることを、職員の方から聞きました。そこで、絵画について勉強をして、おじいさんに話しかけてみたところ、うまく会話するきっかけが掴め、打ち解けることができました。

このように、私は人と交流することに労力を惜しまず、楽しむことができます。

御社では、仕事でのコミュニケーション能力が重要だとお聞きしていますので、この性格を活かし、御社の業務に貢献していきたいと考えています。

解説

コミュニケーション能力は営業職やコンサルタント職など、顧客と直接関わる仕事では特に重要になります。相手のことを考え、何を求めているのかを汲み取ることができると、仕事もスムーズに進めることが可能です。

老人ホームでお年寄りの方と打ち解けることができたというエピソードで、自分のコミュニケーション能力の高さをアピールしています。企業がどのような人材を求めているかも、きちんと把握しているという点もポイントです。

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回答例文③

私は大学でアウトドアサークルのリーダーをしています。サークルの方針を決める時には、メンバー全員の意見を聞き、なぜそのような考えなのか、相手の立場なども踏まえて深く観察するように心掛けています。リーダーの私一人が「これをやろう」と決めてしまうと、必ずメンバーの反感をかってしまうと考えているからです。
以前、サークルでおこなうプロジェクトがありましたが、私が複数の案を用意して、ひとりひとりに意見を聞いてから、全員で決定を下したところ、後にメンバー内で揉めることがなくなりました。その結果、全員で協力しながらプロジェクトに取り組み、メンバーの満足が得られました。
この経験を活かし、入社後も仲間の意見を取り入れながら協力してプロジェクトを進めていきたいと考えています。

 解説

リーダーシップをアピールしている文章です。他の人を引っ張っていく積極的な行動も大切ですが、仕事を進めていくうえでは、他の人との協力は不可欠です。

自分の意見ばかりを押し付けることなく、全員の考えをしっかりと聞きながら業務を進めていく力があることが伝わります。

サークルで経験した具体的なエピソードがあることで、読む人にもイメージしやすくなっています。

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