面接で他社の選考状況を上手く答える3つのコツ

圧迫面接の対策法

就活の面接で「他社の選考状況を教えて下さい」「当社の他にどのような会社を受けていますか?」と聞かれることがよくありますよね。

実は、この質問に正直に答えると、思わぬ低評価を招く可能性があるのです。

そこで、「他社の選考状況」「他に受けている企業」を聞かれた時の、上手な答え方を例文つきで、解説いたします!

まず、そもそもなぜ企業はこんな質問をするのか?を見ていきます。企業の意図を理解し、回答のポイントをおさえましょう。

なぜ面接官は他社の選考状況を聞くのか(質問の意図)

まず、なぜ面接官はわざわざ「他社の選考状況」を聞くのでしょうか。それは、あなたが「本当にその業界を志望している学生なのか」を確認したいからです。企業は、この質問で、あなたが知名度にまかせて適当に会社を受けている学生ではないかと探っています。

学生の志望の軸を知りたい

学生がどんな会社を受けているかによって、志望度がわかります。同業種の会社を中心に受けているなら、業界への志望度が高いことを伝えられるでしょう。

逆に、業種がバラバラだと、業界を本気で志望しているのか、疑わしくなりますよね。

このように学生の受けている企業を聞けば、「その業界に本気で関心があるか」をすぐに確認できるのです。

一貫した志望軸があるかどうかを知りたい

志望する企業が「ソニー 朝日新聞 三菱商事 アクセンチュア」のような学生は信頼されません。なぜなら、「とりあえず有名なところを受けているだけなのかな」と思われてしまうからです。ミーハーな印象まで与えてしまうかもしれません。

学生が志望している企業に一貫した軸があるかを見て、就活生が「本気で自分の会社を受けに来ているのか」を見ようとします。

会社の志望順位を知りたい

 この質問をすれば、学生の受けている会社がわかります。この質問をした後に、「受けている会社の中での志望順位を教えて欲しい」とよく聞かれるでしょう。納得のいく回答を用意しておきましょう。

他社の選考状況の答え方

一貫した志望軸をつくる

「ソニー 朝日新聞 アクセンチュア 三菱商事」のようなバラバラの志望企業をあげると、「この人は結局、本当にこの業界・会社に来たいのではなく、いい加減な動機で受けているのかな」という印象を与えてしまいます。

これを防ぐには、志望企業を受けている理由を説明する「就活の軸」を答えられるようにすることです。

たとえば、海運業界の会社を受けているなら、「グローバルなロジスティクスに興味があるので、海運・倉庫業界を中心に受けています」と、『ロジスティクス』という軸を伝えます。

「中心に受けている」というのがミソ。この軸に合致しない会社を受けていたとしても、全てを正直に言う必要はありません。(正直に言うと、「軸」を説明するのがとてもむずかしくなるから)

もっとも簡単なのは、「●●業界を中心に受けている」と、志望企業の所属する業界の企業だけをあげること。業界への志望度をアピールできます。もちろん、合致しない企業は、聞かれない限り、言う必要ありません

志望軸・業界に合致する企業だけを語る

質問に答えるときは、「一貫した志望の軸」「共通業界」で語れる企業だけをあげるようにしてください。というのも、やはり学生は数多くの企業を受けるものですので、全ての企業を「一貫した軸」で語るのは不可能だからです。

あげる会社数は、5〜6個あれば十分です。馬鹿正直に受けている数十社を上げる必要はありません。

志望軸の動機をつくる

面接官によっては「なぜその軸で企業を選ぶことにしたの?」と聞いてくることもあります。その質問に備えて、「この志望軸になった理由」を語れるようにしておきましょう。

たとえば、「新規事業創造をしたいから、リクルート、DeNa、GREE等のインターネットを使って新しいビジネスを立ち上げている企業を受けている」と述べたとします。

この軸にさらに説得力を持たせるために、「なぜその軸で就活をしているのか」という動機を語れるようにしましょう。新規事業創造をしたいのなら、なぜ、それがしたいのかを語るのです。人を説得するには、理由が必要です。理由を語れるようにしましょう。

「他社の選考状況を教えてくだい」への回答例文 

回答例(IT企業で聞かれた場合の回答)

現在、受けている会社は、NTTデータ、IBM、アクセンチュア(IT)、野村総研(IT)、Oracle、CTC、NSOL等です。企業のビジネスをITで支援し、経営を改革していける企業を中心に志望しております。

先ほども申し上げたように、大学のゼミが経営をITによってどう変えるか、を研究するゼミで、様々なケースを通してITが経営に与えるインパクトを考えてきました。したがって、ITを使って企業のビジネスを支援・改善していける企業に強い興味があります。

回答例の解説

まず、結論から「受けている会社は、A、B、Cです。」と答えているのでわかりやすいですね。

また、「企業のビジネスをITで支援する」という、受けている会社に共通する軸も答えられています。さらに、「なぜ企業のビジネスをITで支援したいのか」も語っているので、しっかりした業界への志望度が伝えられています。

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