就活生の中小企業アレルギーの原因と対処法

中小企業アレルギーをやめて、内定をとる方法

就活が厳しいといっても、中小企業に目を向ける学生はまだ少ないといえます。中小企業に目を向けるのは、大企業に落ちてから、という方がほとんどです。確かに、中小企業に「ブラック企業が多いんじゃ?」「ちゃんとした技能がつかないんじゃ?」「福利厚生は大丈夫か?」というような不安を抱くのは自然です。

しかし、大企業だけに絞らず、中小企業に目を向けて就活することには大きなメリットがあります。

中小企業は超売り手市場

就職氷河期といっても、選ばなければ仕事はあります。たとえば、リクルートワークス研究所の調査によれば、従業員5000人以上の超大企業の求人倍率は0.47倍ですが、従業員300人未満の中小企業に限って言えば、求人倍率は4.41倍です。

求人倍率4倍というのは、一人の学生に対して4つの求人がある状態なので、氷河期にもかかわらず「超売り手市場」であるといえるのです。

このように中小企業にまで視野を広げれば、人気企業中心の就職活動よりも何倍も楽に就職先を探せます。しかし、学生にこの話をしてもあまり反応がよくありません。先日、内定が決まらない学生にこの話をしても「いや、中小企業はちょっと・・・なんていうかワンマンでブラック企業ばかりのイメージで」と渋い反応をされてしまいました。

しかし、規模の小さい会社の場合、社長の意思決定が大規模の会社よりも会社の運営に反映されやすいのは当たり前のことであって、だから悪いということではありません。

ただ、大手企業に比べて、中小企業の方が労働条件が厳しいところが多いのもまた事実です。また、大手企業に比べて、情報を手に入れにくいので、「なんとなく不安」になり、結局、中小企業を避けてしまうという学生の気持ちもわかります。

ただ、中小企業だから悪い!というのは、間違った反応です。良い中小企業もあれば悪い中小企業もあるものです。では、どうすればブラックではない、きちんと働ける中小企業を選べるのでしょうか?

以下の5つの条件に注意して、企業を精査してみましょう。条件にあてはまるなら、注意が必要な中小企業です。

社員数に比べて、採用人数が多すぎる

これが最も見抜きやすいポイントです。

たとえば、ある企業では、社員数が4000人程度にもかかわらず、500名を採用していました。社員数に比べて採用人数が多すぎる会社は、過酷な労働環境から人材が流出し続けている懸念があります


また、人の出入りが激しく組織としての土台が出来ていない懸念もあり、おすすめできません。

ある程度の規模の会社ならば、就職四季報を読めば採用人数がわかります。わからない場合は、リクナビNEXTやDODAのような中途求人サイトをみてください。

頑張り次第で高給をアピール

このようにアピールする企業はたいてい歩合制の給与体系をとっています。

中小零細で歩合制なのに、「頑張れば高給」をアピールしている企業には注意が必要です。歩合を達成できなければ、雀の涙ほどの給与しかもらえません。あるいは罵倒され精神的に「詰め」られます。

たしかに、歩合制は営業が得意な人には良い点もあります。が、成果があがるか不明なまま、基本給をぼかす企業に入るのは得策ではありません。「頑張れば高給」の企業は、過度に頑張らなければいけない可能性があります。

時間外労働に対する規約がない

時間外労働に関する明確な規定がなく、新入社員なのに「みなし労働」「裁量労働」の会社には注意が必要です。働くだけ働かされて、ろくな対価が得られない可能性があります。

時間外労働に対価を支払う意識のある企業は、しっかりとした規定があります。

なぜなら、規定がないと損をするのは企業だからです。それにもかかわらず、規約がない、あるいは薄弱な企業は、あなたの時間外労働に報いない可能性があります。

社員の平均年齢が若すぎる

創業から時間がたっているにもかかわらず、社員の平均年齢が若すぎる会社は注意が必要です。

社員の平均年齢が26歳以下の企業は、社員が入ってもすぐに抜けていってしまう、過酷な労働形態を敷いている企業である懸念があります。

平均年齢とあわせて、離職率(30%以上)勤続年数(3年以内)である場合は、要注意しましょう。

やりとりが色々とずさん

第一感がだいたい正しいという本にもある通り、第一印象というのは意外に信用できます。たとえば、
  1. メールの文面が学生のようで雑
  2. 内定を出すのが早すぎる、内定後すぐに拘束がはじまる
  3. 見た目・口調・態度が横柄、あるいは胡散臭い

このような第一印象による判断が実は一番信用できる場合があります。

なぜなら、第一印象とは、私達が人生の中で蓄積してきた情報から生まれる意思決定のフレームワークだからです。いくつもの「胡散臭い人達」「信用出来ない人達」を見てきた結果生まれた「信用出来ない」という第一印象は、意外と信用できるものです。

説明会だけで信用しない

企業を説明会だけで信用しないようにしてください。奴隷商にとって奴隷がなければ商売ができないように、ブラック企業にとっては好きに教育a,k,a洗脳できる新卒社員は必要なリソースなのです。

彼らも巧みにクリーンさ、あるいは「イケてる会社」をアピールして、あなたを蠱惑します。説明会だけで判断しようとすると、彼らに絡め取られてしまいます。

だから、ネットのクチコミ情報を見てみましょう。以下の2つがおすすめです。

1.キャリコネ

転職者用の口コミサイトです。給与明細を登録しないと会社について書き込めないため、他のネット口コミ情報よりも信ぴょう性があります。

残業の実態、評価制度の現状、給料、離職について・・・OB訪問や説明会で知ることのできない生の情報を見ることが出来ます。ブラック企業はたいてい、ひどい実態が記載されています。

2.My news Japan

企業の実態を暴くレポートが人気の有料サイトです。有料ですが、実際働いている社員にインタビューをして書かれた記事には読む価値があります。

たとえば、ユニクロ 「離職率3年で5割、5年で8割超」の人材“排出”企業というような、説明会では絶対に知ることのできない赤裸々レポートを読めるのです。読み物としても、とても楽しいので、オススメです。

このようなポイントを意識して、就職活動をすすめましょう。単に「中小企業だから嫌」というのでは、就職先の可能性を狭めるだけです。きちんと、上記の視点で精査をして、ちゃんと働ける場所かどうかを見ぬいてください。

中小企業を視野に入れた就職活動をすれば、昨今の就職難とは無縁の、超売り手就職活動ができるでしょう。

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