自己分析をあえて無視すると、就活はうまくいく

自己分析をあえて無視すると就活は上手くいく

自己分析で自分に向いていると出た企業を軒並み受けて失敗する学生がいます。

自分にあっているはずの職業で「お祈り申し上げます」なんて言われたら、自分の将来を信じられなくなってしまってもおかしくはありません。

さらに問題なのは、向いていないと出た後も、自己分析で見つけた『軸』で企業を受けつづけることです。結果、疲弊し、内定ゼロという結果に終わることも少なくありません。

自己分析の「天職」とは、幻のことである

 自己分析をした結果見つかった「私の天職」なんてほとんどの場合、単なる誤解かまやかしか、勘違いです。自己分析の結果に縛られて、就職活動に失敗する学生がいます。

自己分析の結果でたマスメディア系企業しか受けず、気がついたら内定ゼロという話は早稲田や慶応の学生ならよく聞く話だと思います。

私は自己分析の結果に縛られて、就職活動の幅を狭めるのは間違っていると考えています。自己分析で見つける「私の得意なこと」「私の本当にやりたいこと」なんて仕事をしていないのに、何故わかるのでしょうか?

「私の得意なこと」が「みんなをまとめる」ことだとしても、サークルでそれが出来たからといって、利害関係が対立する仕事の中でまとめられるかどうかは別の話です。

天職には巡り会えないもの

 日本人のほとんどが天職にめぐりあっていません。

バブルの最盛期、年功序列が健在し、日本経済がうなぎ登りであった時でさえ、多くの日本人は「今の仕事は入社時の希望とてらして合格ですか?」という質問では62%が不合格とこたえ、「結局、今の仕事に満足していますか?」と答えた人は16%しかいませんでした。

日本経済に最も勢いがあって、「良かった」と回顧される時期でさえ、この数字ですから、今の日本に「仕事で幸せ!」と感じている人はごくごく一部でしょう。

いっぽうで、思いもかけずはじめた仕事が天職だったというパターンあるでしょう。だから、社会人経験もない学生が自己分析をしたところで、それにかなう仕事が見つかるかどうかもわかりません。

仕事につけてもそれが天職かどうかはわかりません。全体の傾向から考えれば、天職でないうんざりする仕事である確率の方が高い。

「あるべき私」を捨てよう

 多少、キツイ物言いに違和感を抱く方がいるかもしれません。けれども、「自己分析」という名のまやかしで自分の可能性をせばめるのは最も愚かしいことです。実際、自己分析に縛られて志望先を極端に絞り込み内定を貰えない学生がたくさんいます。

読者のみなさんには自己分析に縛られて失敗して欲しくないのです。自己分析で見つけた仕事が天職だと何故いえるのでしょうか?その仕事以外は本当にあなたにあわない仕事なのでしょうか?自己分析に頼り切って就職をするのは、自ら可能性を狭めていることにならないのでしょうか?

「何が本当の天職なんか学生の時点でわかるはずがない」と割り切れば志望先も広がります。

第一企業に落ちた時に絶望することもなくなります。自己分析に縛られないで多くの説明会に足を運べば、幅広い選択肢を得ることが出来ます。持ち玉が増えるので内定する確率もあがります。

内定先が自己分析の結果とずれていても「まぁ、そういうものだし」と割り切ることができるので、ミスマッチを感じることもなくなります。諦めた方が長期的にはうまくいくのです。

満足のいく内定をとった学生が不幸になっている

 「就活エリートの失敗」という本でも、自己分析を熱心に行い「満足のいく」内定を得た学生よりも、就職活動に失敗して希望通りに行かなかった学生の方が離職率が低いという事実が報告されています。

一方、「満足のいく」内定をとった学生ほど、現在の仕事に「満足していない」という事実も報告されています。離職率は「満足のいく」内定をとった学生の方が高かったのです。

離職率の高さの原因は理想の仕事像に現実の仕事が合っていないことです。一方、就職活動がうまくいかず納得できない内定をとった学生は、仕事への過度な期待もないで、不満を感じずに仕事ができていたというのです。

満足のいく内定をとれなかった学生も、やっていくうちに面白いことも見つかっていき、仕事に満足しはじめます。内定先に満足しなかった人ほど、現在の仕事に満足しているのです。このように日本社会では、自己分析は時として害になることさえあります。

自己分析の結果なんて朝の血液型占い程度に思って、まずは広い視点で選択肢を見つけていきましょう。

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