就活の自己PRに使える経験を選ぶための3つの基準

就活の自己PRに使える経験を選ぶ基準

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就活で話す経験ってどんな経験が良いのか?という相談をよくされます。たとえば、『自分が本当に頑張ったのは、小規模ゼミの活動なのだが、肩書き的にはサークルのリーダーをやっていた経験の方がいい気がする・・・」というような相談です。

学生時代の経験は様々になるのが普通ですから、どの経験をピックアップして伝えるべきなのか、迷うところですよね。

迷った時は、以下の3つの基準に照らし合わせて考えれば、面接・ESに強い経験が選べるでしょう。

主体性

主体性というのは、自分自身で「どうやったらよく出来るか」を考えて取り組むということです。就職活動の面接では、面接官はあなたのことを知りたいと思っています。主体的に取り組んだ活動を聞けば「どんな動機で動く人なのか?どんな行動をする人なのか?」が伝わります。

また、面接官が知りたいのは結果自体よりも、結果に至るまでにあなたのとった思考・行動プロセスになります。主体的に取り組んだ活動ならば「なぜそれをやったか?どう進めていったか?」というプロセスの部分が圧倒的に語りやすい。だから、面接受けする話になるのです。

たとえ、所属していた組織が大きくても、肩書きがよくても、「自分で考えて取り組んでいない」経験は話すべきではありません。なぜなら、深く質問されても答えられないからです。

結果が華々しくなくても構わないのです。あなた自身が主体性を発揮して、取り組んだ活動を話して下さい。

穴埋めで自己PRを完成させよう

自己PRには盛り込むべき要素がたくさんありますが、文章を考えるのが苦手という就活生は多いのではないでしょうか。的確にポイントを押さえることも大切ですが、面接官に伝わる文章力が試されるのも自己PRの特徴です。

言いたいことはまとまったけれど、実際に文章にするのが苦手という就活生は、ぜひ「自己PRジェネレーター」を活用しましょう。

自己PRジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで自然な流れの自己PRが完成します。無料でダウンロードできるので、文章の繋ぎ方や言葉遣いに自信がないという就活生にもおすすめです。

課題解決

企業が欲しいのは、課題を解決する能力のある人間です。たとえば「A顧客から案件をとる」という課題に、日々、ビジネスパーソンは取り組んでいます。課題を解決することはすなわち企業の利益に貢献することです。

だから、相手に響くアピールにするためには、その経験の中で何らかの問題を解決している必要があります。ポイントとしては、

  1. 活動の中で、何かの問題を解決している
  2. 問題解決によって、成果が出ている
  3. 問題解決にあなたの強みを使っている(打たれ強さを活かして、学園祭の協賛でも、何度もアプローチして案件をとったetc)

この3つの要件を満たしている経験をえらびましょう。体育会系の学生には「3年間続けたこと」というのが学生時代に力を入れたことだという人がいます。それはもちろん良いことなのですが、上手に伝えるには焦点を絞る必要があります。たとえば、

  1. 3年間やった
  2. その中で、最も印象に残っているのがAだ。(問題解決をした話)

という風に、あなたの強みを使って課題解決をした話にしぼって、アピールしましょう。3年間全体を伝えようとすると、必然的に詳しく語れなくなります。相手の興味を引く、かつあなたの強みを発揮したエピソードに限定して話す。つまり焦点を絞って下さい。

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再現性

主体性を発揮し、問題解決をしていたとしても、それが職場で発揮されなければ意味がありません。あなたの強みは再現可能なものである必要があります。だから、就職活動で話す経験は「あなたがその経験で使った強みを他の場所でも発揮しているもの」を選ぶと良いでしょう。

「他にその強みを発揮した経験はある?」と聞かれた時に「はい。他にも〜」と答えられれば、「なるほど、様々な場で強みを発揮できているようだ。職場でもこの強みを発揮できるだろう」と相手に思わせることができます。

あなたの本当の強みを使って問題解決をした経験を選びましょう。

ポイントは「貢献」である

上記のポイントが重要になるのは、企業に貢献をするためです。企業が欲しいのは、何かを頑張った学生という漠然としたものではなくて、企業に入った後に企業に貢献してくれる学生です。

主体的に行動するのも、問題解決をしていることも、その強みに再現性があることも、すべて「企業で貢献できると伝えるため」に必要なのです。

「これが企業にどう役に立つのか、貢献につながるのか」を考えながら、エントリーシート・自己pRを検証すれば、必ずより良いものが出来上がります。

この記事が、あなたの自己PR改善に貢献出来れば、幸いです。