就活で出遅れてしまった人必見!就活の出遅れを挽回する5つの方法

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目次

まだ大丈夫と就活を先延ばしにしてしまい、周りが内定を獲得し始めていることに気付いて焦っていませんか?

もう手遅れなのではと半ば諦めてしまっている人もいるかもしれません。

しかし、就活は出遅れたとしても、やり方次第で十分に挽回できます。周りの状況が気になってしまうかもしれませんが、就活で大切なのは早く終わらせることではなく、自分に合った企業と出会うことです。

この記事で紹介する就活の出遅れを挽回するコツを活かして、効率よく就活を進めて内定を勝ち取りましょう。

就活はいつから出遅れになる?

そもそも就活はいつからが出遅れになるのでしょうか。

一般的に認識されている就活ルールでは3月1日からエントリーが開始され、6月1日から面接が解禁されます。そのため、6月までに始めれば大丈夫なように思えますが、実際は早めに採用を進めて6月以前に内定を出す企業も少なくありません。

2023年卒の学生を対象にしたリクナビの調査では、6月1日時点の就職内定率が73.1%となっており、約7割の就活生は6月以前に内定を獲得しています。

このことから、6月までにどこの企業にも応募していない、あるいは応募したものの選考に落ちるなど、就活がうまく進んでいない場合、周囲の学生と比べて出遅れているといえるでしょう。

また、外資系企業やベンチャー企業は選考時期が早い場合が多く、大学3年生の間に早期内定を出す企業もあるので注意してください。

ほとんどの就活生が大学3年生の3月までに就活を始めている

就活を始めるのは早ければ早いほど良いのはいうまでもありませんが、周りの就活生がいつ頃から就活を始めているのか気になる人も多いはずです。

リクナビが2021年卒の学生を対象におこなった採用活動振り返りの調査では、大学3年生の2月までに就活を始めたと回答した学生は76.2%、エントリーが解禁される3月を合わせると全体の90%となりました。
つまり、ほとんどの就活生は遅くとも大学3年生の3月には就活を開始しています。

また、大学3年生の2月までに就活を始めた学生の割合は、2019年卒で61.3%、2020年卒で65.7%と年々増加傾向にあります。

優秀な学生を囲い込むために採用日程を早めたり、通年採用を取り入れたりする企業が増える中、今後も就活の早期化が加速する可能性が高いです。そのため、今まで以上に早めの行動を心掛ける必要があるでしょう。

就活の出遅れを挽回する5つの方法

就活に出遅れたとしても、挽回するために特別なことをやる必要はありません。

大切なのは内定を獲得するために何をすべきかを整理して、就活を効率よく進めていくことです。

出遅れた場合は他の就活生と比べて就活に使える時間が少ないため、詰め込みすぎてしまうとエントリーシートの作成や面接対策の時間が足りなくなってしまいます。

何もかも満足した内容にするのではなく、時にはやらないという決断も必要です。やるべきことの優先順位を考えて、優先度の高いものからこなしていくようにしましょう。

ここでは就活の出遅れを挽回できる5つの方法を紹介します。

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⓪準備はできてる? 就活の基本チェック

就職を始めるにあたって、他の就活生には当たり前のごく基本的な部分がまだできていない場合もあります。出遅れた就活で可能な限り巻き返しを図るためにも、必ず押さえておくべき重要な2つのポイントを解説します。

以下の2つが準備できて初めて、ようやく本格的な就活の土俵に立てるといえますよ。

就活に必要な身だしなみを整える

就活にふさわしい身だしなみとは、就活用スーツやバッグ、靴などの準備や、髪型を整えることなどが挙げられます。

手持ちのスーツがあればそれでもかまいませんが、色や素材、デザインなどが就活用かどうかを確認しましょう。就活に使えるようなスーツがない場合は購入する必要があります。デパートや洋服量販店などでも購入できますが、おすすめはスーツ専門店です。

スーツ専門店のスタッフは、色味や素材、品質など、就活にふさわしい服装選びのポイントを熟知しており、顧客ごとに適切なアドバイスをくれます。

スーツだけでなく、ワイシャツやネクタイ、バッグ、靴などもそろえているので、一括でのコーディネートも可能です。何を選んだらよいかわからない人は、スーツ専門店を利用しましょう。

証明写真を撮る

就活にはエントリーシートや履歴書に貼るための証明写真が必要です。基本的に、証明写真そのものが合否を大きく左右することはありませんが、外見も就活生の人柄を判断するうえでの材料の1つとして用いられます。

そのため、少しでも好印象につながる証明写真を準備するのが大事です。スーツにシワがよっていないか、ワイシャツやブラウスがよれていないか、男性の場合はきちんと髭を剃っているか、女性の場合はメイクが濃すぎないかなど、就活にふさわしい服装や髪型を整えて撮影に臨みましょう。

証明写真は、家族や知人に撮影してもらったものをプリントアウトしたり、スピード写真を利用する手もありますが、やはりおすすめは写真館での撮影です。表情や髪型のアドバイスを受けながら、プロの技術と機材によりクオリティの高い写真が撮れます

写真館であれば、必要な枚数の印刷に加えてディスクでデータをもらえたり、女性の場合はメイクもセットでしてもらえるなど、サービスが充実しています。その分料金も割高ですが、素人やスピード写真との差は一目瞭然です。証明写真一枚で、採用担当者にも応募者の本気度が伝わるでしょう。

①まずは絶対自己分析! やり方と必ず考えるべきこと

就活にあたり、自己分析は不可欠です。自己分析をすることで、どのような方向性で就活を進めるべきか、自分はどのような人物か、どうすれば自分のことが企業に伝わりやすくなるかなどのポイントが明確になります。

逆にいうと、自己分析なしでは行き当たりばったりで無駄の多い就活になり、内定獲得率も下がる恐れがあります。

とはいえ、自己分析を一から十まですべてやり切るには時間が足りません。そこで、最低限理解しておくべきポイント、およびなるべく無駄を省いて効率よく進めるための方法をご紹介します。

考えるべきこと:就活で絶対必要なものだけを明らかにしておく

自己分析で考えるべきポイントを2つ解説します。それは「自分の強み」と「なりたい自分」です。

もちろん、これら以外にも手を広げようと思えば、考えるべき軸はいくらでもありますが、時間は有限です。今後の就活を乗り切るうえで、最低限この2つを押さえておけば十分です。

自分の強み

第一のポイントは、自分の強みの把握です。強みがわかれば、その強みを活かせる業界や企業はどこかが見えてきます。また、その強みを活用して自分という商品をどう売り込めるかという戦略も立てやすくなります。

企業側としても、応募者が入社後に活躍できる人材か、自社の社風に合った人材かなどを知るうえで、強みを把握しておきたいという意図があります。

実際、自分の強みを就活でアピールする場面は多々あります。エントリーシートの志望動機や自己PR欄では自分の強みを軸にアピールを展開できます。面接でも、かなりの高確率で質問される項目なので、強みをしっかり把握していれば受け答えがしやすくなります。

自己分析では自分の強みを重点的に洗い出して整理しましょう。

なりたい自分

なりたい自分とは、自分の将来像、将来こうありたい姿です。なりたい自分が何かがわかれば、どのような環境ならなりたい自分を実現できるかを考えるようになります。その意味で、自分が志望する業界や企業も具体的に見えてきます。

なりたい自分を実現したいという思いは、自分の人生をより良いものにしたい、より充実した生活を送りたい希求の一つともいえます。そもそも就活のゴールは内定を獲得することではなく、より良い人生を送るために、ふさわしい働きの場を見つけることです。

実際、なりたい自分を実現できる企業を見つけてエントリーしたほうが、ESで自己PRを書く際や面接で志望動機を尋ねられる際も、より熱意を持って説得力のあるアピールができます。入社後も、叶えたい夢があるほうが労働意欲やモチベーションも向上し、長く活躍できるでしょう。

自己分析を通じて、なりたい自分は何かをしっかり見極めましょう。

やり方:できるだけ楽な方法を選ぼう

いざ自己分析をやろうと思っても、そもそもの方法がわからなければ着手のしようがありません。

自己分析には、自己分析ノートや自己分析シートを作ったり、自分史をまとめたり、マインドマップを作成したりなど、さまざまな方法があります。しかし就活に出遅れている場合は時間が限られているので、できるだけ手早く簡単に済ませられる方法で進める必要があります

数ある中から、特に効率的に自己分析を進められる方法を2つ解説します。

☆☆他己分析をする

他己分析 自分に対する他者の印象や意見を参考にしながら、自分の性格や強み、弱みを具体化する方法

自力で自己分析をしているとどうしても主観が入ってしまうため、過小評価あるいは過大評価など、正しい自己像を把握できない恐れがあります。一方、他己分析では、より客観的・第三者的な視点から意見を聞けるので、よりバランスの取れた自己像の認識が可能です。

1人での自己分析はどこまで手を広げ、またどこまで深堀したらよいのかの判断が付きにくく、無駄に時間がかかる恐れもあります。

その点、他己分析は、前述の「強み」など「自分のどこが知りたいか」のゴールさえ明確にしておけば、「私のどこが強みだと思うか?」などと質問するだけで、効率的に意見を汲み上げることが可能です。就活に出遅れた人には適しています。

他己分析は、家族や友人、先輩など、自分をよく知っている気心の知れた人に頼むのが1つの方法です。また、大学のキャリアセンターや就活エージェントなどの専門家に依頼すれば、プロとしての視点から抜け漏れなく忌憚ない意見を得ることが可能です。1人よりも複数の人から意見を聞くことで、より多角的な視点から自分を見つめ直せます。

他己分析を通じて自分の認識と相手の意見が一致していた場合は、自己分析の結果に裏付けが伴うことで自信が付くとともに、自分では気づかかった側面など、新たな発見も得られるでしょう。

自己分析ツールを使う

自己分析ツール 自己分析専用のサイトやアプリ

ツールを使用して限られた数の質問に答えることで、自分の強み・弱みなどについて、手早く客観的な自己分析結果が得られます。

本来自己分析にはかなりの時間がかかるものですが、自己分析ツールを使用することで作業を大幅に時短化できます。

何より、どのようにに自己分析を進めたらよいか検討がつかない場合も、あれこれ方法を試す必要がなく、そのまま使用できます。就活に出遅れた人にとっては、限られた時間を有効活用して自己分析を進められる点で便利です。

自己分析ツールにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や強みが異なります。自分のニーズに合ったツール選びから始めましょう。

②実はたくさんある! 今からでも受けられる企業を探していこう

多くの企業のエントリーシート締切日は「3月下旬〜4月初旬」に集中しています。つまり、3月1日から就活解禁になったら、すぐにエントリーを始める必要があるということです。

そのため、「5月ごろからボチボチ始めればいいかな」などとのんびり構えていると、お目当ての企業のエントリーが締め切られてしまう可能性があります。

とはいえ、5月を過ぎてもエントリーを募集している企業は、実はたくさんあるのです。今から就活を始めてももう遅い、などと諦める必要はありません。

限られた時間内でどうすれば募集中の企業を効率的に見つけられるか、いくつかの方法を見ていきましょう。

志望業界は「消去法」で手っ取り早く探していく

就活は短期決戦です。のんびり構えているうちに志望企業の選考が終わってしまうリスクがあります。

一般的に、就活に出遅れると就活へのモチベーションそのものが低下するため、自分にどの業界が向いているのかも定まっていない傾向が見受けられます。出遅れた時点でやりたいことが見つからない、自分にふさわしい業界がわからない場合は、割り切って「消去法」で志望業界を絞り込んみるのも一つの手です。

例)
  • 個人との人間関係をつくっていく個人営業は無理だから、法人営業で
  • ノルマがあるのはキツイから、ルート営業にしよう
  • 金融系は上下関係がキツいイメージがあるから外す

一見マイナスに思える方法であっても、このように消去法で決めていくと、意外にすんなりと志望業界が絞り込める可能性があります

志望業界をザックリ決めたうえでいろいろな企業を見ていくうちに、興味が湧いて受けてみたいと思える企業が見つかるものです。

消去法でザックリ志望業界を決め、気になる企業があれば積極的に受けていきましょう。

少しでも興味がある企業はバンバン受けていこう

出遅れている人は、他の就活生に比べて、書類選考や面接を受けた経験・ノウハウが圧倒的に不足しています。そのため、あまり選り好みせず、少しでも気になった企業があれば積極的に応募して、就活の経験値を上げていくことを優先させましょう。

仮に内定を獲得したとしても、気が進まなければ内定を辞退するか、他の企業での選考結果が出るまで内定承諾を保留することも可能です。

こだわりを捨て、できるだけ多くの企業の説明会に参加し、面接を受け続けていけば、就活のテクニックも上達します。そのなかで徐々に「こういう仕事がしたい」「こういう企業が自分に合っている」といった方向性も見えてくるでしょう。とにかく行動あるのみです。

なりたい自分から逆算して選ぼう

自己分析で最低限掘り下げるべき項目の一つとして「なりたい自分」を紹介しましたが、そこから逆算し、理想の自分が実現できる可能性を軸に企業を選ぶのも有効な方法です。

なりたい自分が起点であれば、エントリーシートに志望動機を記載する際や、面接で志望理由を聞かれた時に回答する際などに、説得力が感じられる回答を提示しやすくなります。「入社への意欲が高い」「実現したいことが明確で長く働いてくれそう」など、プラスの評価にもつながります。

たとえば、「グローバルに活躍する人材」になりたいのなら、外国との取引が多い商社や外資系企業などが向いています。「さまざまな経験を積んでマルチに活躍できる人材」が理想の自分なら、ベンチャー系やスタートアップ企業のような環境が適していますよね。

このようにしてなりたい自分をかなえるためにはどのような土壌が必要かを考え、企業を選定していきましょう。

③最速でエントリーシートを完成させよう

就活に出遅れている場合は、手早くエントリーシートを作成して志望企業のエントリーシート締切日に間に合わせる必要があります。限られた時間内でも最速でそれなりのエントリシートを準備するには、これから解説する3つの方法が役立ちます。ぜひ参考にして、遅れを挽回しましょう。

書籍を使ってエントリシート対策&自己分析を済ませよう

エントリシート対策本としては「内定勝者 みんなの合格実例&最強セオリー エントリーシート編」がおすすめです。豊富な内定者のエントリーシート例をもとに「どう書けば内定するのか」を習得できます。

この本では、エントリーシートの材料集めのために簡単な自己分析シートもついています。4〜5時間で終わる分量ですが、十分、就活に必要な自己分析も終えたうえで書類作成ができます。

この本でしっかり対策をすれば、2〜3日程度で書類選考通過レベルのエントリーシートは書けるようになります。すぐに対策に入りましょう。

質問に答えるだけで志望動機を完成させよう

志望動機を作成する際、そもそも文章を考えるのが苦手という就活生も多いでしょう。

「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。

志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的に志望動機を完成させましょう。

簡単な穴埋めで自己PRを作ろう

就活の遅れを取り戻すためには、可及的速やかに自己PRをまとめる必要があります。しかしながら「アピールできるエピソードが思いつかない」「書いてはみたけれどこれで良いかどうか自信がない」などの問題や不安から、自己PR作りが進まない人もいるかもしれません。

そのような場合は、次の自己PRジェネレーターを活用して時短化を図るのも一つの手です。スマートフォン上で簡単に穴埋めをするだけで、手早く自己PRが作成できます

④面接は実戦形式で! 模擬面接をどんどん受けていこう

遅れていると、面接の練習をする間もないまま、志望企業の本番面接に突入してしまいます。練習をしないままぶっつけ本番では、良い結果は期待できません。他の学生が、中小企業などで面接を練習しているのに比べると、不利になってしまうでしょう。

とはいえ、他の就活生よりも出遅れている分、一から面接対策をやっている時間的余裕はありません。そこで、できるだけ多くの模擬面接を受け、実践形式で面接に慣れていくほうが、本番を乗り越えられる力が身に付きます。

キャリアセンターで模擬面接を受けよう

面接の練習をするために、大学のキャリアセンターで模擬面接を受けてみましょう。キャリアセンター職員に「面接が不安なので、模擬面接をしたいのですが」といえば対応してくれます。

キャリアセンター職員は、必ずしも人事経験者ではありませんが「言葉遣い」「身だしなみ」「話し方」「話が長すぎないか」「質問に答えられているか」など、最低限のチェックはしてくれます。これを押さえておくだけでも、だいぶ企業の面接に受かりやすくなりますよ。

滑り止め企業の選考を受けよう

就活の際は、本命企業だけでなく滑り止め企業の選考にも応募しましょう。本命に必ず受かるとは限らず、本命のみにこだわって内定を獲得できないでいると、就職浪人になりかねません。

滑り止め企業で内定が取れれば無い内定のリスクを回避できるだけでなく、どこかの企業が自分を認めてくれたことから自信が付き、本命の選考にも精神的余裕を持って臨めるなどのメリットが得られます

滑り止め企業を絞り込む際は、本命よりも選考日程が企業を選ぶようにし、内定が取れた場合は本命の選考結果が出るまで内定承諾を保留にしておきましょう。志望業界の中で滑り止め企業を選ぶ際は人気の高い大企業は避ける一方、人気の低い他業界にも視野を広げるなど、内定獲得の可能性を高める工夫も必要です。

⑤就活のプロにサポートしてもらう

就活は1人で進めることもできますが、1人でできることには限界があります。出遅れてしまっている場合はなおさら負担が大きくなるでしょう。

そのため、就活支援サービスをうまく利用して、就活のプロにサポートしてもらうことで効率よく就活を進めることが大切です。

企業探しや面接練習をしてもらえるのはもちろん、最近では面接のスケジュール管理や内定後のフォローまでしてくれるサービスもあります。どのサービスも基本的に無料で利用できるため、積極的に活用していきましょう。

キャリアセンターやハローワークを利用する

大学生が近場で利用しやすいのは、面接練習同様に自分の大学のキャリアセンターです。キャリアセンターでは、就職セミナーや合同説明会の開催、選考対策、キャリア相談などを実施しています。

キャリアセンターを利用するメリットとしては、所属大学におけるOB・OGの進路情報や大学に向けた求人情報を入手できるところです

一方、キャリアセンターで働くのは大学の職員なので、アドバイザーとしての知識や経験が少ない場合もあるので注意してください。

ハローワークは仕事を辞めた人が行くところという印象があるかもしれませんが、新卒者を対象とした新卒応援ハローワークがというものが各県に設置されています。

ハローワークに集まる全国の求人を探すこともできるので、民間企業にはない優良企業の求人を見つけたい場合にも有効です

就職エージェントを利用する

何から始めればいいのかわからない人や就活に使える時間が少ない人におすすめしたいのが就職エージェントです。

就職エージェントとは、専任のキャリアアドバイザーが一緒に就活を進めてくれるサービスです。職業適性分析や企業紹介、エントリーや面接の日程調整の代行、面接練習など、内定が獲得できるまで全面的にサポートしてもらえます

最近では多くの企業が就職エージェントを提供していますが、その中でも出遅れた就活生にピッタリなのが、レバレジーズ株式会社が運営する「キャリアチケット」です。

キャリアチケットは登録企業に独自のヒアリング調査をおこなっており、各企業の選考情報や活躍できる人物像を明確にしています。そして、キャリア形成を見据えた企業選びにより、本当に活躍できる企業だけを厳選してもらえます。

さらに企業別の選考対策により、少ないエントリー数でも確実に内定が獲得できるため、短期間で効率的に内定が狙えるのです。

キャリアチケットを使ってみる

スカウトサイトを使って選択肢を増やそう

業界や職種の幅を広げたい、自分の知らない優良企業を探したいと思っている就活生におすすめなのが、企業からのオファーが届く「スカウトサイト」です。

一般的な就活サイトでは、就活生が自分で希望に合う求人を検索してエントリーします。一方、スカウトサイトは、企業が欲しい人材を見つけてオファーを送るという仕組みです。

プロフィールを登録して待つだけなので自分で企業を探す手間が省けます。気に入ったオファーだけに返事をすれば良いので、とりあえず登録しておくのがおすすめです。

興味がある方は、まずは学生利用率4年連続No.1の「OfferBox」に登録してみましょう。登録企業数が9,500社以上と圧倒的で、誰もが知る大手企業からオファーが届くことも。プロフィール入力率80%以上でオファー受信率93.6%という実績もあり、特別な選考枠に招待される場合もあります。

OfferBoxを使ってみる

番外編:筆記試験対策は後回し! スキマ時間で効率的に進めよう

書類選考に通っても、筆記試験に落ちると面接に進めません。そのため、筆記試験対策はしておく必要があります。

とはいえ、必然的に時間が足りない身としては、就活における筆記試験対策の優先度は低めです。あれこれ手を出すよりも1冊の参考書に集中して取り組み、スキマ時間などを利用して少しずつ学習する程度の準備をおすすめします。

筆記の形式はさまざまありますが、特に頻出なのが「SPI」「玉手箱」の2つです。

頻出テスト形式の「テストセンター」「Webテスティングサービス」は「SPI」と同じ問題傾向なので、SPIを対策しておけば事足ります。

また、「玉手箱」は、多くの企業のWebテストとして課されているので、これを対策しておけば、かなりの企業に応用可能です。最優先事項として、「SPI」「玉手箱」をやりましょう。

イラストつきでわかりやすい解説があり、ゼロから短期間で筆記試験の対策ができます。このシリーズの「SPI3」「玉手箱」をこなしておけば、最低限の対策は済ませられます。

就活で出遅れたときの注意点

就活で出遅れて焦ってしまい、遅れを取り戻そうと無理をしてしまう就活生は少なくありません。

しかし、十分な準備もせずにやみくもにエントリーを繰り返しても内定を勝ち取るのは難しいでしょう。また、急いで選考を受けようと自己分析や企業探しを適当に済ませてしまうと、入社後にミスマッチが起こってしまう可能性が高いです。

ここでは出遅れたときに特に気を付けてほしい注意点を解説します。この注意点をしっかりと意識して、堅実な就活で遅れを取り戻しましょう。

スケジュールを詰め込みすぎない

出遅れた就活生が最もやってしまいがちなミスが、スケジュールを詰め込みすぎることです。

遅れを取り戻そうと時間いっぱいに予定を入れたい気持ちもわかりますが、スケジュール通りに選考が進むとは限らないので、余裕を持っておかなければ何かあった時に対応できません。

また、就活は精神的にも肉体的にもハードなため、疲れを取るために適度な休息も必要です。体調を崩してしまって就活ができなくなってしまっては元も子もありません

数をこなすことも大事ですが、ただ選考を受け続けるだけでは効率的とは言えません。1回1回の選考を大切にして、面接後には振り返りをして次に活かすように心がけましょう。

就活の軸を明確にする

出遅れた時はすぐに企業探しを始めたいと思うかもしれませんが、その前に就活の軸だけは明確にしておくようにしましょう。

就活の軸とは、企業や職種を選ぶ時の基準のことです。社会に新しい価値を提供したい、若手でもチャレンジしたい、海外で働きたいなど、会社選びで優先したい事柄を決めておくと、企業選びで迷う時間を減らせます

また、就活で思うような結果が出ないと、企業選びや就活の進め方に迷いが生まれるときがあります。場合によっては自己分析をやり直したり、業界や職種の幅を広げたりと、就活の進め方を見直す必要が出てくる時もあるでしょう。

そのような時に、就活の軸をしっかりと決めておけば、就活の方針がブレてしまうことを防げます。

志望企業の選考情報はこまめにチェックする

就活に出遅れてしまうと、希望に合う企業を見つけていざ応募しようと思ったら、既にエントリーが閉め切られていたという場面に遭遇することがあります。

しかし、まれに追加募集をする企業もあるので、採用が終わっているからと諦めないようにしましょう。

採用数の多い大手企業では、一度の募集で予定数を確保するのが難しいため、二次~三次募集で追加採用をする場合が多いです。また、例年は1回しか採用をおこなっていない企業でも、採用数の変更や内定辞退者の補充のために急遽募集をする場合があります

もし追加募集があったら直ぐにエントリーできるように、志望企業の選考情報はこまめにチェックしておくようにしましょう。

出遅れていても絶対大丈夫! 就活で絶対もってほしい心構え

就活に出遅れたことで、就職への意欲を失ってしまう人がいます。しかし、あきらめるには早すぎます。ここまでで、就活の遅れを巻き返すためのさまざまな方法やコツを解説してきました。

これらのポイントを押さえて真剣に就活に取り組み続けていれば、短期間で経験を積み、ノウハウも蓄えられます。そのうちに希望の企業で内定も獲得できるでしょう。

特に、以下の2つのポイントを常に心構えとしてもちながら就活に臨んでください。

①就職をあきらめない

第一に、就職を決してあきらめないという心構えを持ちましょう。世の中には何万もの企業があり、他の企業が採用活動を終了したあとも以降も扉を開き続けている企業も多数あります。辛抱強く就活を続けていれば、必ず採用してくれる企業に出会えるはずです

あきらめるのは簡単ですが、それで終わりです。新卒というかけがえの無い時期を棒に振ることになります。来年も同じチャンスや出会いが巡ってくるとは限りません。

あきらめる前に行動するほうが生産性が高く、確実な結果につながります。短い時間であっても精一杯取り組み、その中で生まれてくる新たな可能性に賭けてみましょう。

②人との勝負ではない

就活に出遅れたと気付くのは、おもに周囲の学生の動きと自分を比較して差が出ていたからと思われます。しかし、先に述べた通り、就職は自分の人生をよりよいものにするための手段であり、自分の夢や理想を実現させるために存在するのが企業です

内定獲得のスピードや内定獲得数は関係ありません。要は自分に合っていて、自分が幸せになれる企業に就職できるかどうかです。周囲が先に内定を決めているからといって焦らず、自分のペースで就活を進めながら、可能な限り希望を叶えてくれる職場を見つけることが大切です。

就活の出遅れはやり方次第で挽回できる

就活で出遅れたとしても、限られた時間を有効に使って効率的に就活を進めれば十分に挽回が可能です。

そのためには、やるべきことをしっかりと把握して、優先度を見極めることが大切です。焦りから時間をかけるべきところを省いてしまうと、面接の受け答えが曖昧になったり、入社後にミスマッチが起こったりと、傷口を広げてしまう結果になりかねません。

出遅れたことを後悔しても仕方ないので、しっかりと現状を受け止めて、冷静になって今できることを着実にこなしていくようにしましょう。

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