就活にやる気が出ない人がやる気を出すための7つの方法

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冬になると説明会ラッシュ、エントリーシートも書かなきゃいけない、OB訪問もする必要があるらしい・・・うわぁ・・・そもそも行きたい業界なんて決まってないし、やりたい仕事も特にないから、やる気でないなぁ

ほとんどの学生は上の様に考えています。大学のキャリア教育はほとんど皆無に等しいので、自分から動くタイプの学生でないと、上のように考えてしまって当然です。考えたことがないのに、やりたいことが見つかっている方がマレでしょう。

とはいっても、いつまでも就活を始めないでいると、参加必須の説明会を逃したり、OB訪問が不十分になって、十分な対策がとれなくなってしまいます。どれだけかったるくても、えいやと腰を上げる必要があります。

面倒、かったるい。そんな気持ちもわかります。そんな就活に興味がない人が、就活にやる気を出すための方法を解説します。

日経業界地図をながめる

仕事に興味が持てないのは、そもそもどんな会社があるのかがわかっていないからです。興味を持てる会社が少ないならば、プレエントリーのしようがありません。

そこで、役に立つのが日経業界地図です。これは日本の主要産業について、産業・業界ごとに主要プレーヤーを概説した本です。主要企業のシェア・特色・強み・課題などが一覧できます。

日経業界地図を読むと、たとえば「パソコンの部品では、全く名前も知らなかったメーカーが世界トップシェアだ」というように、今まで知らなかった企業を短期間で知ることができます。

興味を持てる企業が増えるので、「とりあえず説明会でも」と就活をはじめるきっかけがつくれます。

あなたの就活力はどのくらい?

就職に成功するためには、まず自分の就活力を知っておく必要があります。就活力とは、就活で必要な準備や企業側が重視しているポイントに対して、どれだけ備えているかをはかる指標です。
ぜひ、「就活力診断」で今の自分の就活力を診断してみましょう。
無料でダウンロードできるので、今の実力を踏まえた上で必要な対策をしてみてはいかがでしょうか。

とりあえずプレエントリーをする

自己分析をしてからプレエントリーという流れだと、自己分析が面倒なので、自己分析を放置し続けた結果、プレエントリーも遅くなるということがよくあります。

自己分析をしても、あなたに理想の仕事が見つかるわけではありません。だから、複雑なことを考えずに、少しでも興味の持てる企業があれば、どんどんプレエントリーをしましょう。

プレエントリーは、ワンクリックでできるものなら10秒で、会社サイトに登録する形式のものなら10分ほどで出来ます。もちろん、プレエントリーをしても何かの拘束が発生するわけではありません。選考情報がおくられてくるだけです。

プレエントリーをすると、プレエントリーをした企業の説明会・選考情報がどんどん送られてくる。通知される。その情報のフローを見ていると、「さすがにそろそろやらなきゃ」という気持ちになります。

だから、何も考えずに、ぽんぽんとプレエントリーをして「就活漬け」になってみましょう。すると、不思議とやる気がわいてきます。

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意識の高い学生に混ざってみる

就活に熱心で、自分たちで勉強会を開いたり、就活の練習をしている学生がいます。ネットスラングで言うところの「意識の高い学生」です。

人間は社会的な生き物です。自分が所属している集団に最適化された性格になります。意識の高い学生の中に「とりあえず」混ざっておけば、嫌でも就活に前のめりになります。やる気が出ない人はやってみましょう。

そこまでしたくないと言う人は、「コイツ就活頑張ってるな」という学生を100人くらいフォローしてみましょう。やる気がなくなったら、彼らのツイートのタイムラインを見る。すると、これでもか、と就活情報ばかりがつぶやかれているので、「さすがにそろそろやらないと」と危機感をあおり、やる気に繋がります。

強者にもまれてみる

外資系企業志望の学生、難関ベンチャー企業の学生が集まるグループワークに参加してみましょう。何も対策をしていない状態だと、完膚なきまでに打ちのめされる、下手をすれば何も発言できずに終わってしまうでしょう。

悔しい思いをする、至らない部分を見つければ、「このままではマズイ」と前向きに行動する気持ちが生まれます。

周りに宣言する

人間には「コミットメント」という心理があります。これは「一度言った発言に拘束される」という心理効果です。この心理効果を利用して、友人や家族に「この日までに〜をする」という具体的な行動目標を宣言して下さい。

具体的な目標を宣言すると、私たちは、私達自信の約束によって拘束され、目標を達成しようと動き出します。

走りながら、考える

「最初はしっかり自己分析をしてから」と考えていると、就活をはじめるハードルが高くなり、就活がスタートしにくくなります。だから、最初は気軽な気持ちで「とりあえずエントリー&とりあえず説明会参加」をしていきましょう。出来るならOB訪問もしましょう。

様々な企業の説明会に参加する中で「ここは興味がある」「ない」というようなことが見えてきます。その時に「なぜこの企業に興味を持ったのだろう?」と考え、自分が歩みたいキャリアを発見していきましょう。

このように走りながら考えた方が、すぐに就活を始められます。

やる日を絞る

最初から「毎日就活をやる」と決めてはじめると、暇な時間がなくなるので、心理的なプレッシャーが強くなります。心理的なプレッシャーが強くなると、はじめられなくなるのですね。

では、どうするか。やる日を絞りましょう。

たとえば、「金曜日・水曜日は大学の予定もないから、ここに説明会を2つ入れよう」と決める。これなら既存の生活リズムを大きく変えなくても済むので、心理的なプレッシャー低いでしょう。

このように「この日だけは就活をする」という就活デーを決めて、出来る範囲で気軽に就活を始めましょう。

やろう。

就職活動が多くの学生にとって「かったるい」ものであることは否定しません。できれば、楽に済ませたい気持ちもあるでしょう。

ただ、「とりあえず」走り出さないと何も始まりません。やる気はゼロから生じるものではなく、行動が引き出すものです。だから、やる気を出して積極的に就職活動に取り組むには、まずやらなければならないのですね。

ちょっとずつ、とりあえずでもよいので、行動をおこしましょう。何かを変えるのは、いつだって誰かのちょっとした行動です。