自己PRのエピソードをわかりやすく伝える5つのポイント

分析

自己PRでは「この長所を発揮した例として〜というエピソードがあります」と長所を発揮したエピソードを説明しますよね。

このエピソードの出来が、自己PRの成否を分かつ鍵になります。自己PRのエピソードをブラッシュアップすれば、自己PRの質をあげ、書類選考・面接にも通過しやすくなるでしょう。

では、どうすれば、魅力的に自己PRのエピソードを伝えることが出来るのか?大事なコツを例文とともにご紹介します。

まず自己PRの例文を見てみよう!

まずは、完成形の例文を見てみましょう。

例文

私は分析力に自信があります。現状の課題を分析し、解決するための施策を考え、実行することができます。

この力を発揮した例として、ベンチャー企業での『データ入力代行事業』のWebマーケティングを担当し、売上を3倍に伸ばした経験があります。

自社には「競合より圧倒的に安い金額」という強みがあったのですが、売上は低迷していました。

サイトのデータを分析すると、お客様はウリである「価格」のページにアクセスする前に、「戻る」を押してしまっていることがわかりました。

そこで、

  • 1.トップページを「価格の安さ」を前面に押し出したデザインに変更加える
  • 2.「安いから品質が悪いのでは?」という不安を消すため、データ入力納品サンプル・お客様の声ページを充実さる

結果、ホームページに訪れたお客様の反応率が5倍に上がり、売上も3倍に伸ばすことができました。

自己PRをわかりやすく伝えるための型

この例文は以下の型に従って、作成されています。

  • 概要…要するにどんなことをしたのか?
  • 課題…どんな課題・問題があったのか?
  • 行動…課題を解決するために、どんな行動をとったのか?
  • 結果…行動の結果、どんな成果が出たのか?

これらのポイントを押さえて文章を書けば、誰でもわかりやすい自己PRが書けるようになるでしょう。

最初に概要を伝える

最初に『概要』として経験の内容を簡単に説明することで、文章の全体像が人事に伝わり、読みやすい文章になります。

どんな課題があったのか?

次に、「どんな課題があったのか?」を説明しましょう。あなたが対処した課題・問題を書けば、その後に書く「行動・工夫」をなぜ行ったのか?がわかりやすくなるからです。

解決のためにとった行動・工夫を書く

課題を書いたら、「解決のためにとった行動・工夫」を書いてください。それもできるだけ詳しく。採用担当は「書かれている文章」からしか、あなたのことを理解できません。書かないことは存在しないことです。だから、あなたがどんな行動をとったのか?文章から行動する姿が思い浮かべられるように書いてください。

どんな成果が出たのか?

最後に、どんな成果が出たのかを書きましょう。数字や他人からの評価を「成果」として使えば、よりわかりやすくなります。

では、詳細に説明していきます。

最初にエピソードの概要を示す

例文
この力を発揮した例として、ベンチャー企業での『データ入力代行事業』のWebマーケティングを担当し、売上を3倍に伸ばした経験があります。

最初に「要するに、どんな活動をしたのか?」を書きましょう。出来るだけ簡潔に書くようにしてください。簡単に概要を書いておけば、その後の内容が読んでいる相手の頭に入りやすくなります。

成果が出ている場合は、あわせて書く

もし、目覚ましい成果が出ている場合は、その成果も概要の部分に書いてください。わかりやすい成果を付記しておいた方が、その後の文章を読む気になるからです。たとえば、

  • A…この力を発揮したのが、焼肉屋のアルバイトチーフを担当した経験です。
  • B…この力を発揮したのが、焼肉屋のアルバイトチーフを担当し、店舗を関東の最優秀店舗に導いた経験です。

だと、後者の方が読む気になりますよね。あるいは、他人の台詞を用い

A…この力を発揮し、インターン先で営業として活躍し、ベンチャー企業で「ぜひ入社してくれ」と言っていただけるほどの評価をいただきました。

と他人からの評価を文章のフックにしても良いでしょう。





課題・問題を示す

例文
自社には「競合より圧倒的に安い金額」という強みがあったのですが、売上は低迷していました。

活動の中で、あなたが主に取り組んだ課題を書きましょう。

自己PRで「自分がとった行動」を書かない人はいないでしょう。しかし、「どんな課題があったのか」を書かない人は意外と多いです。たとえば、

課題を書かないと、あなたの良さが伝わらない

売上が低迷しているアルバイト先の喫茶店の売上をあげるため、デザートメニューを新たに開発しました

と、自分がとった行動だけを書く人が多い。これだと、「なぜデザートを開発したの?他に方法はなかったの?」と読んでいる方は感じてしまいます。仕事では「なぜそれをするのか?」という背景が重要です。「なんとなく、ノリで」はビジネスでは通用しません。上の例で言えば、

近くのインテリアの凝った競合店に女性客を奪われ、売上が低迷していました

と、「直面していた課題」を具体的に書けば、その後に続く「改善策」のパートが納得してもらいやすくなります。



行動・工夫を具体的に書く

例文

サイトのデータを分析すると、お客様はウリである「価格」のページにアクセスする前に、「戻る」を押してしまっていることがわかりました。そこで、

  • 1.トップページを「価格の安さ」を前面に押し出したデザインに変更加える
  • 2.「安いから品質が悪いのでは?」という不安を消すため、データ入力納品サンプル・お客様の声ページを充実さる


一番大事なのが、このパート。あなたが問題解決のためにどんな行動・工夫をしたのか?できるだけ詳しく書いてください。

抽象的な書き方では伝わらない

学生には、この部分を抽象的な書き方で終わらせてしまう人がいます。たとえば、「ゼミの合宿運営で協調性を活かした」というアピールで

全員が納得できるように、夜通し話し合った。また、どうすれば全員が楽しめる合宿になるのか?全員で一丸となって考えられるように、働きかけた。

このようなアピールをする人がいます。しかし、これは全く評価できないアピールです。というのも「具体的に協調性をどう発揮したのか?」が全く見えてこないからです。

なぜ長所を発揮したエピソードを書くのか?それはエピソードを通じて「自分の強み」を活き活きとした形で伝えるためです。にもかかわらず、「夜通し話し合った」のような抽象的な表現をしてしまっては、その長所が全く伝わりません。

他にもよくある表現として、

  • 〜を成功させるため、必死に努力した結果〜
  • 〜を成功させるため、様々な工夫をした結果〜
  • 〜を成功させるため、全員が一丸となって行動した結果〜

このような表現があります。これも抽象的すぎて、何も伝わりません。人事が知りたいのは、努力の中身、工夫の中身です。物事への取り組み方を見ることで、あなたの仕事への取り組み方を知ろうとしています。

できるだけ詳しく「問題解決のためにどんな行動をとったのか?」伝える

だから、「問題解決のために何をしたのか?」はできるだけ詳しく書かなければなりません。

例文では、「どのように問題を分析し、解決策を実行したか?」が詳しく書いてあるので、この学生の「分析力」が伝わってくる構成になっています。

あなたの長所が活き活きと伝わるように、できるだけ具体的に「問題解決のためにとった行動・工夫」を書きましょう。


成果をわかりやすく伝える

例文
結果、ホームページに訪れたお客様の反応率が5倍に上がり、売上も3倍に伸ばすことができました。

最終的にあなたの取り組みの結果、どんな成果が出たのか?を書きましょう。数字を用いて書けば、よりわかりやすくなるでしょう。

ただ、「採用担当は、文章に書いてあることからしかあなたのことがわからない」という点に注意しておくべきです。

数字を書くだけでは伝わらない場合も

数字を用いて、

結果、クレーム対応におけるお客様満足度で全オペレーター中1位を獲得することが出来ました。

と書いてあっても、「全オペレーターが何人いるのか」を人事は知りません。だから、イマイチ凄さが伝わらないのです。

結果、クレーム対応におけるお客様満足度で全オペレーター200人中1位を獲得することが出来ました。

このように書けば、凄さが伝わりますよね。

Before→Afterを伝えると、あなたの良さが伝わる

あるいは、「不人気ゼミの新規勧誘を頑張った」というエピソードで

取り組みの結果、30人の新規勧誘に成功しました

と書かれてもいまいち凄みが伝わりません。その大学のゼミの規模がどうなっているのか?を人事は知らないからです。なので、

取り組みの結果、30人の新規勧誘(前年比1000%増)に成功しました

こう書けば、成果が伝わりますよね。『文章に書いてあることしか伝わらない』『人事はあなたの知り合いではない』この2つを意識して、「文章に書いてあることだけで、凄さが伝わる」ように書きましょう。

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