意外と知られていない就活にも使える転職サイト5選

本コンテンツは独自に制作していますが、一部にサービス提供企業等から広告料および送客手数料を受領しているPR情報が含まれています。

就職活動では基本的には良いことしかわかりません。まず、説明会で自分達の本当に悪い点を堂々と伝えてくれる企業は少ないものです。

説明会は自分の企業をアピールする場所ですから、本当に悪い点は語ってくれません。せいぜい「社員が仲よすぎる点かな(ドヤァ」というような、当たり障りのないことが教えてもらえるだけです。

OB訪問でも、悪い点を聞くのは難しいものです。大学の先輩ならまだしも、初対面の人にそこまでは聞けません。このように、ただ漠然と就職活動をするだけだと「企業の良い点だけを見て」判断することになります。それでは、間違いを犯してしまいます。

では、説明会では語られない企業の本当の所、サービス残業の実態、給料、会社の本当の雰囲気、離職の現状・・・本当は知りたいけど聞けない部分を知るためにはどうすればよいのでしょうか。

それは社会人向けの転職サイトを見ることです。社会人の転職向け口コミサイトを見れば、実際にその企業で働いた人の赤裸々な発言が見られます。悪い点も良い点も見てこそ、本当の判断ができるのです。以下のサイトををチェックして、企業の「説明会ではわからない部分」を知りましょう。

あなたの面接力はどのくらい?

面接では、自己分析や業界・企業理解がどの程度できているかも、高評価を受けるために大切な要素です。今の時点で、あなたの面接力はどのくらいでしょうか?

それを知るために活用したいのが「面接力診断」です。
質問に答えることで、どのスキルが足りていないのかが一目でわかります。結果を参考にすることで、時間のない就活生も効率的に対策を進められます。無料でダウンロードできるので、気軽に試してみてくださいね。

My news Japan

企業の実態を暴く内部告発レポートが人気の有料サイトです。有料(月1800円)ですが、実際働いている社員にインタビューをして書かれた記事には読む価値があります。

たとえば、『ユニクロ 「離職率3年で5割、5年で8割超」の人材“排出”企業』というような、説明会では絶対に知ることのできない赤裸々レポートを読めるのです。

就活生が受けたがる大手企業についてはほとんどレポートが用意されており、実態を把握するのに役立ちます。読み物としても、とても楽しいので、オススメです。→サイトはこちらから。

利用者人数と特化している業界は?

有料会員数2000人越えのこちらのサイトは、新聞やテレビなどではなかなか取り上げられないスポンサー企業の問題点など、広告を載せないことによって得られる立場での情報発信をしていることが特徴です。

記事全文を見るためには、有料会員になる必要がありますが、レジュメ部分を読んでいるだけでも、色々と興味深い内容を知ることができます。

例えば「食の安全・コンビニ編」は、気になる食に関する問題を、「買ってはいけない」の著者を中心とした記者が書くなど、独自の目線から扱っています。

トヨタなどの自動車業界に関する特集もありますが、様々な業界について大手企業を中心に内部事情について語られているので、興味のある業界が見つかるでしょう。

一般紙とは、一線を画したメディアであるため、一つのニュースについて、多面的なものの見方をしたい時に有効に使えるサイトです。

キャリコネ

転職者用の口コミサイトです。給与明細を登録しないと会社について書き込めないため、他のネット口コミ情報よりも信ぴょう性があります。残業の実態、評価制度の現状、給料、離職について・・・OB訪問や説明会で知ることのできない生の情報を見ることが出来ます。

特に、残業実態や給料についてはかなり赤裸々に書かれており、実態を把握することができるでしょう。→サイトはこちらから。

新卒時は利用できない?

キャリコネは年収や面接内容、求人情報などが手に入れられる無料のサイトです。職種別や年代別の企業の年収も閲覧できるのが、転職者向けと言われる所以です。

キャリコネは登録時の条件が特にないので、新卒でも登録することはできます。

ただし、投稿に関しては職場に関する情報なので、新卒者は利用することができません。口コミができなくても、閲覧することは可能なので、新卒の場合でも問題なく利用できるところが魅力です。

他のサイトでは、自分で投稿をした人だけが口コミの閲覧ができるところが多いのですが、キャリコネはそういった煩わしさがないので、気軽に使うことができます。

サイトの使い勝手がイマイチという意見もありますが、個人差の問題もあるでしょう。
また、求人情報量が少ないというコメントもありますが、就活をする際には、通常複数の就活サイトを利用するので、もしも求人数では満足できなくとも他で補えば問題ないでしょう。

やはり、表向きからは知り得ない企業の裏の情報を手に入れられるという点では、是非とも利用したいサイトです。

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転職会議

キャリコネと同じタイプの転職者向けクチコミサイトです。記載されている企業の数がかなり多く、マイナーなベンチャー企業でも口コミを見られます。中小企業志望者には最適でしょう。→サイトはこちらから。

信憑性、利用者人数は?

転職会議の求人数は10万件を超えます。
大手転職サイトと情報を共有しているため、このような数の求人情報が手に入れられるのです。

口コミに関しては、100万件以上となっていて、投稿もしくは口コミパスの購入で、他の人の口コミを閲覧することができます。

さて、気になる口コミの信憑性ですが、掲載されているすべての口コミが正しいかどうかは残念ながらわかりません。
というのも、特に口コミの内容に関する制約がないためです。

しかし、一部の読者などからは、実態に近い状況が掲載されている、というコメントもあるため、全くの嘘ではないということがわかります。

転職会議に限らず、どの口コミも、あくまでも主観的なものであるということは忘れてはいけません。客観的なコメントを見つけられるよう、情報はしっかりとチェックするようにしましょう。

Opernwork(前:vorkers)

これも社会人向け転職クチコミサイトです。長文の書き込みが多く、参考レビューが見つかります。良い点・悪い点双方に言及したフェアな書き込みが中心で、コンテンツの質は非常に高いといえます。

月額1000円ですが、お金を支払う価値は十分にあります。行く会社・行きたい会社についてはいくら知っても知りすぎではないからです。 →サイトはこちらから。

2ちゃんねる転職版

2ちゃんねるですから、すべてを信頼出来るわけではありません。が、中には一縷の真実があるでしょう。基本的にはネガティブな内容が多いので、説明会で浮かれた頭に「水をぶっかける」意味でチェックしておくことをオススメします。

良い点しか見ないのは、判断ではない

判断とは良い点・悪い点、両方を知ってはじめてできるものです。悪い点を知らないで、良い点だけを見つめて決めてしまうと「こんなはずでは?」という後悔がいつも頭をよぎるようになり、意欲が減退してしまうでしょう。

だから、社会人向けの転職サイトで、良い面も悪い面も知り尽くしてください。(もちろん、全てが真実ではないでしょうが、全てが嘘でもないはずです)理解とは、相手の欠点もしった上ではじめてできるものです。

退職後の人はネガティブな内容を書きがち

仕事をしていくうえで、不満がたまると、ついどこかでぶちまけたくなる人もいるものです。
おそらく転職したいと考えているか、すでに転職してしまった人の企業に対するイメージは、きっと他の社員よりもマイナスなはずです。

そのイメージをそのまま拾い読みすると、その企業のイメージもネガティブなものとなってしまいます。
同じ企業に対するイメージでも、満足して働き続けている人に聞いてみると、きっとポジティブなものとなるでしょう。

ここで重要なことは、クチコミと言うのはあくまでも主観的な、一個人の意見であるということで「なるほど、そういう意見もあるのか」という参考程度にしておくほうが、よいということです。

情報の取捨選択を

口コミが、必ずしも実態とは限らないというのは、同じ状況に身を置いていても人それぞれに感じ方や解釈の仕方が違うために、どうしても真っ向から相反する意見が同一企業内でも出てきてしまうからです。

十人十色で、同じ企業に勤める10人にインタビューしてみると、きっとそれぞれの意見があるであろうことは、ご理解いただけるでしょう。

100人いれば、さらに色々な意見があることでしょう。どれも、それぞれに実際に働いてみた企業に対する本当のコメントで、嘘の口コミではないとしても、まったく違う意見は出てくるはずです。

主観的、客観的な意見を上手に取捨選択し、個人の意見であるということを忘れずに、あくまでも参考にする程度の気持ちで口コミを読むようにすると、「この口コミは嘘だ!」「この企業はサクラを使っているのでは?」と疑心暗鬼になることを避けられます。

口コミを参考にする際には、1つの口コミの意見を鵜呑みにするのではなく、複数の就活サイトなどから情報を手に入れ、比較検討してみるとよいでしょう。