【面接でのスーツの着こなし】男女別に押さえるべきポイントを紹介

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面接では第一印象が重要です。悪い第一印象を与えてしまうと、短い時間でそれを覆すのは非常に困難だからです。

特に、「仕事の実績」「職歴」のような客観的な指標がない新卒採用面接では第泰一印象が面接の合否に非常に大きな影響を与えてます。

そこで、面接で印象を左右するビジュアルにおいて、ここではスーツの着こなし方のポイントを紹介します。

スーツの着こなしによって面接の第一印象が変わる

就活の面接はとても重要です。特に、面接時の第一印象は選考結果を左右するほど大切です。

スーツの着こなしについては、インターネットで調べたり、店員さんに聞くことで整えられます。
そのため、キチンと着こなせて当たり前でもあるのです。

調べられていなかったり、客観視できておらず、スーツの着こなしができていないと、マイナスの印象にしかなりません。

面接ではリクルートスーツを着るケースがほとんどですので、リクルート用のスーツの着こなしについて把握しておきましょう。

面接では一緒に働きたいと思われることが重要

面接では、第一印象は好感をもってもらえることが大切です。

どんなに大学での成績が優秀でも「こんな人とは一緒に働きたくないな」と思われてしまえば、内定につなげることはできないでしょう。

そのため職業にもよりますが、近寄りがたくなる奇抜すぎる着こなしや、誠実さが伝わらないスタイルのようなマイナスの印象を与える服装は、面接ではNGです。

「周囲とのコミュニケーションが取れる」営業の場合は「初対面でも人の懐に入りやすい」などと、一緒に働くイメージを与えるような服装が必要です。

見た目も大切な要素

「見た目よりも、中身で勝負」と考えて、見た目に気配りをしない就活生もいるようですが、初対面での就活の選考においては、見た目も大切な要素です。

中身を知ってもらうためにも見た目でマイナスの印象を与えることは非常にもったいないです。

サークルや趣味のコミュニティであれば、時間をかけて人柄を知ってもらえればいいため、着こなしを含め見た目に注力する必要はありません。

しかし、就活の面接となると、短くて20分、長くても1時間で人柄を伝えなくてはいけません。

人柄や能力に興味を持ってもらう過程として、見た目が大切になってくるのです。

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スーツの着こなしはサイズ感から

サイズ感の合っていないスーツ姿は、誤った印象を与えます。
たとえば、ぶかぶかのスーツだとだらしなく見えてしまいますし、ぴちぴちで丈の有っていないスーツは、スーツの着こなしができない少年感を与えます。

同じ能力の人物が二人いたとして、一人はパリっとスーツを着こなしていて、もう一人はダブダブのスーツを着ているとしたら、どちらの人物の方が良い印象を受けますか?

スーツ1つで、過小評価とならないためにも、サイズのあったスーツを着ることは非常に重要です。

青山やAOKIなどの量販店では、リクルートスーツでもサイズを豊富に扱っており、店員さんにも相談しやすいです。

ジャストフィットよりも肩幅に余裕がある方が〇

近年、ジャストフィットタイプのスーツが流行っており、カジュアルに着こなしているおしゃれなビジネスマンもたくさんいます。しかし、就活では、少し肩幅に余裕があるサイズのほうが、よいでしょう。

就活中はリクルートスーツを着る機会が非常に多いです。面接だけでなく、OB訪問や企業説明会、場合によってはインターンでも着用します。

手を上げたり、移動時に窮屈とならないスーツが着やすいです。

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あなたの面接力はどのくらい?

面接では、自己分析や業界・企業理解がどの程度できているかも、高評価を受けるために大切な要素です。今の時点で、あなたの面接力はどのくらいでしょうか?

それを知るために活用したいのが「面接力診断」です。
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着こなしにおいてはネクタイの色や柄でも印象は変わる

地味な色のスーツにくらべて、ネクタイは派手な色もとりいれられます。

差し色として機能し、全体の印象に大きな影響を与える、それが面接におけるネクタイの役割です。

面接には、どんなネクタイを選べば良いのでしょうか。

ネクタイの柄は無地・ドット・ストライプなら〇

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面接でつけるネクタイの柄に関しては、

  • 無地…一番無難な柄。色の印象が強く出やすい
  • ドット…フォーマルな印象を与える。堅い業界でなら、これ
  • ストライプ…流線型のストライプが洗練された知的な印象を与えられる

上の3つの柄なら、基本的にはOKです。動物柄や派手な柄を避け、上記の3つの柄から好きな物を選びましょう。

面接のネクタイ、どんな色がいいのか?

面接で使うネクタイの色、オススメは以下の3色です。

  • 赤・オレンジ…フレッシュで活動的な印象をあたえる。就活に向いている
  • 青・寒色系…知的で洗練されている、誠実な印象。堅い業界(金融・インフラ)に最適
  • グリーン…落ち着いた印象を与えられる。派手になりづらく、無難な印象

これらの色を適切に使い分ければ、失敗しないでしょう。

スーツは男性の場合ボタンは一番下だけ外す

スーツのボタンの留め方については「一番下のボタンだけを外すこと。あとはつけておく」と覚えておけばOKです。

一番下のボタンをつけてしまうと、スーツに表情がなくなり、のぺっとするだけでなく、よれやすくなります。

ボタンスーツ・2ボタンでも可

結論からいえばどちらでも良いです。どちらのデザインでも合否に影響は与えません。

ただし、3ボタンスーツは体型にフィットするため、体型を強調しやすいため、体型に自信がない人は控えたほうがよいです。

ワンランク上のスーツを着こなすポイント

ベルトの色は靴とあわせること

ベルトの色は黒や茶色などの地味なものを選ぶようにしましょう。
また、靴の色とベルトの色を合わせることで、まとまって見えます。

フラップはしまう

スーツ・ジャケットのポケット上部にヒラヒラとしたふたのようなものがありますよね。それを「フラップ」と呼びます。

フラップは、雨風からポケットの中身を守るための部分。室内では必要がないのでしまっておくのがビジネスマナーです。

スラックスに折り目をつけよう

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スーツにあわせるスラックスも意外と重要です。スーツカンパニーによる「新卒採用身だしなみ調査」によれば、「パンツに綺麗に折り目が付いている」は好感度を与える項目の3位にランクインしています。

綺麗に折り目のついたスーツは清潔感を与えます。新卒採用でフレッシュなイメージを演出したいなら欠かせません。

女性のスーツの着こなしのポイントは肩幅と胸元

女性がスーツを選ぶときは、肩幅と胸元に注意して選びましょう。

肩幅は、ジャストサイズがおすすめです 。肩を動かした際に、窮屈なものや、余り部分が多いものはおすすめできません。フィットしているものを選びましょう。

また、女性の場合は常にスーツのジャケットのボタンは閉めています。

ボタンを閉めたときに、胸元が窮屈ではないか、試着して確認しておきましょう。

面接で座ったときに、胸元が窮屈でボタンが外れるなど恥ずかしい思いをしなくても良いように、歩いたとき、お辞儀をしたとき、座ったときに窮屈ではないものを試着して選ぶことをおすすめします。

スカートは座ったときの丈もチェック

就活の面接では、スーツにはスカートを合わせる人が多いです。

スカートは、主にタイトスカートが基本ですが、選ぶ際には、サイズだけなく、丈にも気を配るようにします。

立っていた時にはちょうど良い丈であっても、面接で座ると思いのほか上がり、短くなってしまうケースがあるためです。

試着の際は、一度イスに座ってみて、どれぐらいまで裾が上がっているかを正面や横からチェックしてみましょう。

立った際に膝がしらが隠れるぐらいが丁度よいとも言いますが、体形やカットによって個人差があるため、座って確認すると間違いがないでしょう。

靴もスーツの着こなしの一部

先ほどもご紹介したスーツカンパニーの「新卒採用身だしなみ調査」によれば、人事が好印象を覚える身だしなみ項目として、「靴がピカピカ」は全項目中2位にランクインしています。

スーツのことばかりで意外と忘れがちですが、見る人は見ています。足元がお留守にならないよう、毎日靴をピカピカにしておきましょう。清潔感は全身で醸し出すものです。

スーツの大事な身だしなみマナー

「今更、そこかよ」と思うかもしれませんが、以下のポイントにも気をつけるようにしましょう。

  • 靴下の色、白はNG。黒の靴下を選ぶこと
  • 腕時計はシンプルな銀色のデザインのものが好ましい。派手なもの、スポーツウォッチは控えよう
  • 面接の前に汗を拭きとっておくこと。長時間活動していると、皮脂がたまり、清潔感がなくなっていることが多い