信用金庫の志望動機の書き方のポイント3つ【例文あり】

本コンテンツは独自に制作していますが、一部にサービス提供企業等から広告料および送客手数料を受領しているPR情報が含まれています。

信用金庫への志望動機の書き方がわからず、困っていませんか?金融業への志望動機は思いついても「なぜ信用金庫でなければならないのか?」を思いつかず、悩む就活生も多いでしょう。

でも、大丈夫。ちょっとしたポイントを押さえれば、説得力のある信用金庫への志望動機が書けるようになります。信用金庫への志望動機の例文をもとに、詳しく書き方のコツをご紹介します。

信用金庫への志望動機の例文

例文

城南信用金庫の志望動機

私が貴庫を志望するのは、ひとりひとりのお客様と堅実に向き合い、金融を通して地域を支えていきたいからです。

学生時代に地方の特産品をプロデュースする企業でインターンをした経験から、「地域のお客様と向き合って、その成功を支えていく」仕事に興味を持ち、企業や人の活動にとって最も重要な「資金」という観点から、地域を支えられる信用金庫の業務に携わりたいと考えるようになりました。

数々の信用金庫の中でも、貴庫は「貸さぬも親切」の理念のもと、カードローンなどリスクのある商品は扱わず「お客様本位」を貫かれております。また、「よい仕事フェア」や「ビジネス商談会」など、都市銀行には出来ない細やかな支援を通して、地域を活性化しておられます。

貴庫でなら、地域のお客様と堅実に向き合い、その成功を支えていけると感じ、貴庫を志望しております。

他の信用金庫の志望動機例文1つ(城南信用金庫以外)

例文1

【京都中央信用金庫の志望動機】
私は、自分が生まれ育った京都に対して社会貢献したいと考え、貴庫への入社を志望しています。
これまで長い時間を過ごした京都に対する愛着、関心、興味、知識を活かし、京都の地域経済の発展に貢献したいと考えています。

京都は外国人観光客も多く、今後人口の流入も見込めるため、まだまだ成長できるマーケットです。

また、京都は日本・世界から注目されている街だからこそ、京都の発展が与える影響は大きいものでしょう。
私は地元の企業や住民のお役に立ち、京都が今よりさらに自慢の街となれるよう、貴庫の業務を通じて寄与したいと考えています。

地元京都の対する愛着、熱意を強く感じる志望動機です。
地域社会を支える信用金庫業務は、地元への愛着、熱意をベースに、お客様に寄り添った細やかなサービスが求められます。

大都市圏への集中、人口流入が進む中、いかに地元の発展のために尽力できるかというポイントは、採用側も重要視しています。

志望動機が書けない時は、志望動機作成ツールを活用してみよう

ここまで信用金庫の志望動機を作成する方法を解説してきましたが、例文のような志望動機を一人で書き上げる自信がない方も多いはず。

そんな時は、「志望動機ジェネレーター」を活用してみましょう。

志望動機ジェネレーターなら、簡単な質問に答えるだけで説得力のある志望動機が完成します。

志望動機作成ツールを活用して、人事を唸らせる志望動機を完成させましょう。

1.「信用金庫の仕事を通じて、どんな事をしたいのか?」を説明しよう

例文

私が貴庫を志望するのは、ひとりひとりのお客様と堅実に向き合い、金融を通して地域を支えていきたいからです。

最初に「信用金庫のビジネスを通して、どんなことを成し遂げたいのか?」というあなたの職業上のビジョンを書き、志望動機の結論にしましょう。

「信用金庫のビジネスを通して、〜をしたい」とビジョンを伝えることで、能動的な姿勢が伝わり、あなたの熱意が伝わるでしょう。

「貴社の〜に魅力を感じるからです」と志望企業の特徴を褒めるような志望動機にすると、どうしても受け身な印象になります。その信用金庫のビジネスを通して何をやりたいか?を志望動機の核にすれば積極的な姿勢が伝わり、あなたの熱意が評価されるでしょう。

その他の書き出しパターン例

例文1

成長可能性がある地元の企業を掘り起こし、地元から世界で活躍する企業を輩出したいです。
技術力・将来性がある地元の中小企業はたくさん眠っていると考えています。

私はその企業のビジネスパートナーとして、いかにその企業が成長するかを念頭に、提案・コンサルティング業務に従事したいです。
地元の企業の支援ができ、世界に誇れる街になることへも寄与できる貴庫への入社を志望しております。

Point

信用金庫の仕事を通じて、成し遂げたいビジョンを書き、そのなかで具体的な仕事のイメージまで落とし込み記載しましょう。

入社したいだけではなく、「入社後〇〇の仕事に従事し〜」と記載することで、企業研究の成果・業務理解・熱意をアピールできるでしょう。
やって見たい職種については希望が通る通らないを気にせず、ストレートにアピールしましょう。
【エントリーシート】自己PR・ガクチカ・長所の良い例|書き方ポイントと合わせて解説

imasia_15025085_S-1

2.なぜ「信用金庫」なのか

例文

学生時代に地方の特産品をプロデュースする企業でインターンをした経験から、「地域のお客様と向き合って、その成功を支えていく」仕事に興味を持ち、企業や人の活動にとって最も重要な「資金」という観点から、地域を支えられる信用金庫の業務に携わりたいと考えるようになりました。

なぜ信用金庫に携わりたいのか?業界志望動機をしっかり書くことで、あなたの信金ビジネスへの熱意が伝わり、説得力のある志望動機になります。

中小企業や家族経営のローカルな企業の力になるという、信用金庫のメイン業務です。
その業務を通じて得ることができる成功体験を、学生時代のインターンで積んでいることが、評価できるポイントです。

地元の企業は知名度もなく、仕事の規模およびそれに対する融資額も大きくないですが、その企業にとってはチャレンジです。
信用金庫が採用したい人材像は、融資規模の大小に関わらず、親身になって企業の悩みやビジョンに耳を傾け、寄り添える人材です。

なぜ銀行・地銀ではなく「信用金庫」なのか?を説明するコツ

「なぜ信用金庫でなければならないのか」を書く時のコツとしては、

  • なぜメガバンクでは駄目なのか?
  • なぜ地銀では駄目なのか?

この2点を考えていくと、よい信用金庫業界への志望動機が生まれるでしょう。たとえば、「メガバンクや地銀は担保重視の貸出。地域に根ざした調査能力でリスクをとって貸出をしている信金の姿勢に惹かれる」など。「なぜメガバンクや地銀では駄目で、信金でなければならないのか」を突き詰めて考えていくと、信用金庫業界への志望動機を思いつけるでしょう。

なぜメガバンクでは駄目なのか?志望動機例文

例文

大企業向けの融資や大口の投資案件など、銀行員として大きな仕事ができるのはメガバンクの魅力かもしれません。

しかし、日本の企業の95%以上は中小企業であり、今後フリーランスと呼ばれる個人事業主も増えてくることが予想されているなかで、より多くの人の為になりたいと考えたい際、信用金庫の業務に魅力を感じています。

Point

中小企業は95%を超えること、働き方改革やIT化が進んだことによりフリーランスと呼ばれる個人事業主が増えることなど、日本の社会構造を理解できている。

銀行員として勤務する上で、社会の動きや構造を理解することは志望動機で評価されるポイントでしょう。

なぜ地銀では駄目なのか?志望動機例文

例文

創業期から企業を支えることができるのが信用金庫の強みだと感じています。
大企業が担当しない中小企業などを担当する地方銀行は、信用金庫と対象とするお客様は似ているかもしれません。

ですが地方銀行は株式会社であり、営利団体です。
企業が創業したタイミングはリスクが高いですが、その創業者の未来を応援できるのが非営利団体である信用金庫の大きな強みです。

2人3脚で創業を支援した先に、その企業が成長期に突入しても、創業期に支えた信頼から長いお付き合いができると考えます。

Point

信用金庫のポジションをよく理解できています。
メガバンク、地方銀行、信用金庫には役割が定まっています。メガバンクと地方銀行は銀行法に基づき業務を行なっており、株式会社である営利団体です。

メガバンクが大手、大口の顧客を担当し、地方銀行がメガバンクがきめ細やかな対応をしきれない中小企業などを担当しています。
一方で信用金庫は、信用金庫法に基づき業務を行なっており、非営利団体です。

地方銀行に比べ、より地域に密着し、営業できるエリアなども厳密に決められた中で銀行業務を行なっている違いがあります。

このような企業としての成り立ちの理解を進めることで、なぜ信用金庫なのか?という問いにスムーズに回答できるでしょう。

信用金庫のビジネスを深く理解する方法

「そもそも信用金庫のビジネスって銀行と何が違うの?」「どんな特徴があるの?」等、基本的なポイントがわからない方は、城南信用金庫の理事長が書いた『信用金庫の力』が業界研究本として優れているので読んでみましょう。銀行にはない信用金庫の業務のやりがい、面白さがわかるはずです。

就活生必見!志望動機の書き方の5つの秘訣【例文あり】

2019.05.31

3.なぜ数ある信用金庫の中で「その信用金庫」を志望するのか?

業界志望動機を書いたら、次は会社志望理由。つまり「なぜその信用金庫でなければならないのか?」を書いていきましょう。

まず、会社研究を進め、会社の特徴・特色・強みを分析しましょう。たとえば、例文の城南信用金庫は、バブル期にも「ゴルフ会員権」を扱わなかったり、カードローンも取り扱わないなど「貸さぬも親切」の独特な理念を持っています。また、地域活性化支援にも積極的です。ですから、それを押さえて、

例文

数々の信用金庫の中でも、貴庫は「貸さぬも親切」の理念のもと、カードローンなどリスクのある商品は扱わず「お客様本位」を貫かれております。また、「よい仕事フェア」や「ビジネス商談会」など、都市銀行には出来ない細やかな支援を通して、地域を活性化しておられます。

と、このように会社の特徴を取り上げていくわけです。

ただ、これだけでは不十分です。志望動機は「あなたがその会社を志望する理由」ですから、「なぜそれらの特徴があなたにとって魅力的なのか」というパートが必要です。たとえば、例文では、会社の特徴「『貸さぬも親切』のお客様本位の経営」「細やかな地域活性化支援」を取り上げた後、

例文

貴庫でなら、地域のお客様と堅実に向き合い、その成功を支えていけると感じ、貴庫を志望しております。

と、「なぜそれらの特徴が自分にとって魅力的なのか?」を書いています。この部分があることで、「あなたがその会社を志望する理由」が完成するのです。

数ある信用金庫の中でも、なぜその信用金庫か?を説明する方法

まとめると、

  • 会社研究を進め、会社の特徴・特色・強みを理解する
  • 信用金庫の中でも、貴庫は〜と、会社の特徴を取り上げる
  • なぜ自分はその特徴に魅力を感じるのかを書き、志望動機をまとめる

この3ステップを踏むと、「その信用金庫でなければならない理由」が人事にすっと伝わります。

なぜその信用金庫なのか回答例文

例文

<京都信用金庫の場合>
貴庫は京都のコミュニティバンクとして地域の人々や企業とのリレーションを大切にしておられます。

京都内のスタートアップや中小企業同士のビジネスマッチングのイベントや提案を行なっておられます。
京都を中心とした地域活性化へ貢献することができるという点が、私のビジョンである地元京都のためになりたい、京都を盛り上げたいということを実現できる環境があると考えました。

Point

実際に京都信用金庫が地域で行なっているイベントを理解しており、企業研究の成果を感じる内容です。
自身のビジョンと、京都信用金庫の活動がマッチングしており、志望動機として評価されるでしょう。

あなたは信用金庫に向いているタイプ?自己分析ツールで診断してみよう

自分の性格や適性が、信用金庫の仕事に向いているのかどうか、気になりませんか?

そんな時は、自己分析ツール「My analytics」を活用して、自分と志望業界との相性を診断してみましょう。

My analyticsなら、36の質問に答えるだけで、自分の強み・弱み→それに基づく適職を診断できます。

My analyticsで、あなたの強み・弱みを理解し、自分が信用金庫に向いているタイプか、診断してみましょう。

自己分析の第一歩!50万人が使った適職診断テスト「AnalyzeU+」
SPI_LPheader

時間がかかりがちな自己分析が簡単にできちゃうツールがあるのをご存知でしたか?

パッと自己分析を終えたい時に使えるのが、使えるのが適職診断テスト「AnalyzeU+」です。

「AnalyzeU+」は、251問もの設問に答えていく本格的な適職診断テストです。設問に回答をすると、経産省の定めた「社会人基礎能力」のうち、あなたがどの面に秀でていて、どの面に弱点があるのかを教えてくれます。

これは、私がテストした時の診断結果です。この通り、かなり詳しく教えてくれます。

偏差値形式で表示してくれるので、「自分の強みは何なのか?」「向いている仕事は何なのか?」「どんな弱点があるのか?」「向いていない仕事は何か?」が一発でわかります。自分の向き・不向きがわかるので、自己分析で適職について考える時にとても役立ちます

「AnalyzeU+」を利用するには、スカウト型就活サイト「OfferBox」への無料会員登録が必要です。OfferBoxは、プロフィールを登録しておくだけで、あなたのプロフィールに関心を持った人事から選考のオファーがもらえるサイトなので、登録して損はありません。

AnalyzeU+で診断するついでに、プロフィールを詳しく入力しておくと、有名企業からの選考のオファーまで届くようになります。

「AnalyzeU+」を活用して、最速で自己分析を終わらせましょう。

今すぐ登録してみる(無料)