日立製作所の志望動機の書き方の3つの秘訣【例文あり】

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日立製作所への志望動機がつくれずに困っていませんか?日立は魅力的な企業ですが、製品群が多すぎて、結局、何を言っていいのかわからず、困りますよね。

そこで、わかりやすい例文をもとに、日立製作所への志望動機を書くコツを徹底的にご紹介します!例文を参考にして、採用選考を突破する志望動機をつくりましょう。

日立製作所の志望動機(例文)

例文

貴社で社会イノベーション事業に携わり、仕事を通じて人の暮らしを豊かに変えていきたいからです。

大学時代、NPO団体に所属し、途上国に井戸をつくるボランティアを経験しました。ほんの小さな井戸が出来るだけでも現地の人の暮らしが楽になるのを見て、暮らしを支える社会インフラ事業に興味を持ちました。

現代の社会インフラには、電力システム・産業システム・それらを運用する高度なITシステムの総合力が求められると考えております。貴社は、プラント、鉄道、それらを支える情報通信システムなど、幅広い事業領域を手がけ、他社にはない総合的なソリューションを提供しています。貴社でなら、社会課題を事業を通じて解決し、人の暮らしを豊かに変えていけるのではないかと感じ、貴社を志望しております。

例文のように、志望動機の冒頭では自身のビジョンを説明しましょう。
志望動機で重要なことは、社会にどのように貢献していきたいかを示すことです。

企業というのは、ただモノを作るのではなく、モノづくりを通して社会の成長や課題解決に貢献することを目指しています。

これは、日立製作所においても例外ではありません。
そして、「その目標に向かって一緒に頑張ってくれる人を採用したい」と思っているのです。

次に「そのビジョンを成し遂げたい理由」を説明しましょう。
目標を語るだけなら誰でもできます。なぜそう思うのかを説明できなければ意味がありません。
例文のように、実体験をもとに説明することができれば、説得力のある志望動機となります。

最後に、日立製作所でなければいけない理由を明確にするようにしましょう。
日立製作所には、大企業たる所以が必ずあります。

他の企業にない強みがあるからこそ、日本を代表するメーカーとなるまで成長できたのです。
その強みを分析して、志望動機に取り入れるようにしましょう。

志望動機が書けない時は、志望動機作成ツールを活用してみよう

ここまで志望動機を作成する方法を解説してきましたが、文章を考えるのが苦手で、上手く書ける自信がない人も多いはず

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「日立の仕事を通して、成し遂げたいこと」を志望動機のコアにする

例文

貴社で社会イノベーション事業に携わり、仕事を通じて人の暮らしを豊かに変えていきたいからです。

日立製作所の志望動機では「日立の仕事を通じて、どう社会を変えていきたいか?」というビジョンをベースに説明しましょう。というのも、日立は既に単なる「ものづくり」企業ではなくて、ものづくりで生み出した製品群を活かして社会インフラを構築する企業となりつつあるからです。

経営戦略書においても、「社会イノベーション事業の推進」を謳っています。→経営戦略書はこちらからどうぞ。主な収益の柱はほとんどがインフラ事業からです。社長も、採用ページにおいて

これから世界は、地球環境の変化、人口増加によるエネルギーや食料不足、国境を越えた情報化社会での秩序形成など人類が体験したことのない様々な課題を解決し、持続可能(サステナブル)な社会を実現していかなければなりません。
私たち日立はこれまで培ってきたモノづくりと最先端のIT技術を融合させ、社会インフラを革新(イノベート)することで世界の課題に応えていきます。

このように「社会インフラを刷新していく」ことが日立のこれからの戦略であると説明しています。

だから、単に「製品が好きだからです」「ものづくりに携わりたい」という志望動機を語るよりも、「日立の事業を通じて、社会を〜にしたい」という社会インフラへの思いを語ったほうが、志望度が伝わる志望動機になります。

日立の事業を通じて、社会を〜にしたい」回答例

それでは、もう一つ例文を見てみましょう。

例文

私は、貴社のICTソリューション事業を通して、情報社会の課題解決を手助けすることで、安心で快適な社会の実現に貢献したいと思い、貴社を志望しました。

社会にどのような貢献をしたいかは人それぞれですが、何でも良いというわけではありません。
企業には必ず事業戦略があります。その戦略と目指すところが同じになるように、ビジョンを設定することが大切です。

日立製作所であれば、経営戦略書にもある通り、既存のインフラ技術と革新的なIT技術を組み合わせることで、社会課題の解決に貢献することを目指しています。
例文のように、この戦略をしっかりと理解したうえで、志望動機への落とし込みを行ってください。

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なぜそれを成し遂げたいのか?

例文

大学時代、NPO団体に所属し、途上国に井戸をつくるボランティアを経験しました。ほんの小さな井戸が出来るだけでも現地の人の暮らしが楽になるのを見て、持続可能な形で暮らしを支える社会インフラ事業に興味を持ちました。

ただ、「日立の鉄道システムで新興国の経済発展を加速させたい」「日立のエネルギー事業を通して、経済を動かす源泉をつくりたい」とビジョンを語っても、それだけでは評価されません。

「なぜあなたはそれをやりたいのか?」という根本の思いが必要です。人生経験を元に、「なぜ日立でそれをやりたいのか?」採用担当が納得できるように説明しましょう。

例文では、過去のボランティア経験を元に、社会インフラの重要性を知り、インフラ構築に興味を持った過程を説明しています。このように、過去の体験が志望動機のコアにあると、本気度の伝わる志望動機になります。

日立の事業を通じて、社会を〜にしたい」回答例の理由

例文

私は、学生時代に学園祭実行委員会に所属しており、学園祭の運営を行っていました。
そこで、多くの人に満足してもらえる学園祭を開催するため、試行錯誤の毎日でした。そして、良質で満足度の高いサービスを提供するためには、トータルソリューションの提供が重要だと感じました。

例文では、学園祭実行委員会における経験から、トータルソリューションを提供することの重要性へと繋げています。
実体験を元に説明をすることで、説得力のある説明となっていることが分かると思います。

志望動機は、他の就活生と差をつけるためにオリジナリティが重要になります。

しかし、成し遂げたいビジョンの部分では、似たような内容になることが多いです。
これは、就活生は皆同じ事業戦略を参考にビジョンを組み立てているので、仕方ありません。

しかし、理由までありきたりな内容になってしまうと、誰にでも作れる志望動機となってしまいます。
そうなると、説得力が全くなくなってしまい、本気度が伝わりにくい志望動機となります。

そのため、「なぜそれを成し遂げたいのか?」という理由を説明する過程で、オリジナル性を持たせることが重要です。

このことからも、自身の経験を元に組み立てることがとても大切になります。
アルバイトや学生研究、サークル活動や日常生活での気付き、何でも構いませんので、自身の経験を振り返ってみて、理由となるような経験を見つけて取り入れましょう。

なぜ日立製作所でなければならないのか?

例文

現代の社会インフラには、電力システム・産業システム・それらを運用する高度なITシステムの総合力が求められると考えております。貴社は、プラント、鉄道、それらを支える情報通信システムなど、幅広い事業領域を手がけ、他社にはない総合的なソリューションを提供しています。貴社でなら、社会課題を事業を通じて解決し、人の暮らしを豊かに変えていけるのではないかと感じ、貴社を志望しております。

社会インフラに携われる企業は、日立だけではないはずです。三菱電機でもよいでしょうし、他のエネルギー企業、プラント企業でも良いかもしれません。では、「なぜ日立でなければならのか?」それを突き詰めていけば、良い志望動機ができます。

例文では、日本最大級のグループ企業であり、様々な事業領域・プロダクトラインがある点をとりあげ、「総合的なソリューションで社会を支えられるから、御社だ」と「日立でなければならい理由」を説明しています。

このように「他社にはない日立製作所の強み・特徴」を取り上げ、「なぜ日立なのか?」を説明すると、説得力がある志望動機がつくれます。企業研究を進め、日立製作所の特徴を理解し、志望動機作成に活かしましょう。

「なぜ日立製作所でなければならないのか?」回答例

日立製作所の強みをしっかり押さえた別の例文を紹介します。

例文

目覚ましいIT技術の発展に対して、ITの導入および効率的な運用に関しては課題も多く、十分に普及していません。
そのため、より早急なIT技術の浸透が重要であると考えています。貴社は、以前より、事業戦略としてインフラ技術とIT技術の融合を掲げています。

そして、貴社が培ってきた高い技術力と多様な分野でのノウハウがあれば、IT技術とモノづくりをつなぐことができると考えます。ITを最大限に活用することで、社会課題の解決に貢献することができると考え、貴社を志望しました。

例文では、日立製作所が事業戦略として取り組んでいる「IT技術とモノづくりの融合」に焦点を当てています。
そして、「その強みを持つ日立製作所であれば自身のビジョンを達成することができる」とまとめることで、スムーズでわかりやすい論理を展開することができています。

ここで注意してほしいのは、志望動機の軸がブレてしまうことです。
実体験を取り入れることや、日立製作所の強み・特徴を取り上げることに意識が行き過ぎて、志望動機に一貫性がなくなってしまうことがあります。

あくまで志望動機の中心にあるのは、「仕事を通して成し遂げたいビジョン」です。
このビジョンを意識しながら、志望動機を組み立てるようにしましょう。

日立グループ企業も悪くない

なお、社会インフラ構築に興味があるなら、日立のグループ企業も悪くない選択肢です。実際に「日立製作所」だけでインフラ構築を行うのではなく、one hitachiとして、グループ企業で一体となってインフラをつくりあげているからです。

また、下品な話をすれば、待遇・福利厚生は本社に準じている割に、就活での競争はそれほど激しくありません。志望企業が少なく不安な人は、ぜひ選考にチャレンジしてみましょう。

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