化学メーカーの志望動機の書き方のコツ3つ【例文あり】

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化学素材メーカーの志望動機作成に手こずっていませんか?BtoBの化学メーカーは日頃から馴染みがないため、なかなか志望動機のイメージがつかめず、困りますよね。

でも、大丈夫。わずかなポイントを押さえるだけで、誰でも説得力のある化学メーカーへの志望動機が書けるようになります。わかりやすい例文とともに化学素材メーカーへの志望動機の書き方を徹底解説いたします!

化学素材メーカーの志望動機(例文)

例文

昭和電工の志望動機

貴社の素材を通して、日本のモノづくりの新しい可能性を引き出したいと考えています。

学生時代にWebマーケティング代行業を経験し、「商品の売り方次第で、その可能性を引き出す」ことにやりがいを感じてきました。貴社OBに、素材営業の醍醐味は「用途開発」によって、商品の新しい可能性を引き出せる点にあると伺い、素材メーカーを就職先として考えるようになりました。

化学素材メーカーの中でも、貴社は『進化する個性派化学』として、燃料電池用の高機能触媒や有機EL向け燐光材料の開発など、時代に先駆けた新素材を開発しておられます。営業として、貴社の高機能素材の用途開発に携わり、日本の「モノづくり」の可能性を引き出したいと考えています。

志望動機は、その会社が好きなことを伝えるだけでは不十分です。
「素材を通して、日本のモノづくりの新しい可能性を引き出したい」のように、化学素材メーカーでやりたいことを具体的に伝えることが重要です。

また、なぜ「化学素材」のメーカーなのかをしっかりと伝えることもポイントです。
就活生は、モノづくりメーカー全般に当てはまるような理由を言いがちです。完成品メーカーにはない、素材メーカーならではの魅力を理由にすると、志望動機に説得力が生まれます。

さらに、多くの化学素材メーカーがある中で、なぜその会社なのかをきちんと説明しましょう。
例文のように、その会社の強みや主力商品と志望理由を結び付けて伝えることが出来れば、他の就活生と差をつけられる志望動機となります。

志望動機が書けない時は、志望動機作成ツールを活用してみよう

ここまで化学メーカーの志望動機を作成する方法を解説してきましたが、例文のような志望動機を一人で書き上げる自信がない方も多いはず。

そんな時は、「志望動機ジェネレーター」を活用してみましょう。

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志望動機作成ツールを活用して、人事を唸らせる志望動機を完成させましょう。

「会社の事業を通じて、何をやりたいか?」を志望動機のコアに

例文

御社の素材を通して、日本のモノづくりの新しい可能性を引き出したいと考えています。

リクルートの調査によれば、企業が新卒採用で重視する項目1位は「人柄」2位が「企業への熱意」です。志望動機では「熱意」を示さなければなりません。

就活生はよく「私が御社に魅力を感じる理由は2つあります。まず、御社の経営理念です。2つめに、御社の社員の方々のプロフェッショナル意識です。…)」というように「会社が好きな理由」を述べる志望動機をつくっています。

しかし、それでは「私はこの事業を通じてこんなことがしたい!」という企業への情熱は伝わりませんよね。

企業への熱意を伝えるには「私は御社の事業を通じて〜がしたい」と、ビジョン・目標を書くことです。前向きなビジョンを志望動機のコアにすれば、企業への熱意がしっかり伝わります。

熱意が伝わる志望動機の例文を2つ紹介します。

例文

私は大学時代に培った化学のスキルを活かして、貴社で新しい素材分野の開拓を実現したいと考えています。

例文のように、「その会社で実現したいこと」を伝えることで、情熱が伝わる志望動機になります。
さらに、そのビジョンが会社の成長につながる内容であればあるほど、魅力的な志望動機となるでしょう。

例文

私の専攻は機械工学ですが、大学院で有機化学を勉強する中で、とても身近な存在として生活を豊かにする化学素材にも魅力を感じるようになりました。

世界シェアNo.1の製品を数多くもつ貴社のノウハウを通して、新しい価値を持つ化学素材を開発したいと考えています。

専攻分野が化学素材メーカーでの仕事に直結しない場合は、関連性のある大学の講義に言及すると良いでしょう。
その上で、将来のビジョンや目標を伝えることで、専攻が違ったとしても、しっかりと熱意を伝えることが出来ます。

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なぜ「化学素材」なのか?

例文

学生時代にWebマーケティング代行業を経験し、「商品の売り方次第で、その可能性を引き出す」ことにやりがいを感じてきました。貴社OBに、素材営業の醍醐味は「用途開発」によって、商品の新しい可能性を引き出せる点にあると伺い、素材メーカーを就職先として考えるようになりました。

就活生には「モノづくりに携わりたいから、素材メーカーを志望します」と言う学生が多いですが、それだけでは少し弱いです。「完成品メーカーでもいいじゃない?」と採用担当は感じてしまうからです。

志望動機に使える、化学素材メーカーの魅力一覧

「なぜ化学素材なのか?」納得できるロジックがあると、説得力がグンとあがるでしょう。具体的には、

  • 素材を通じて、様々な製品のモノづくりに携わることが出来る
  • 素材の新規営業では、営業自身が素材の「用途」をメーカーとつくりあげていくこともある
  • モノづくりの源流に携わることが出来る

などの素材ならではの「醍醐味」を上手く取り入れて、なぜ化学素材なのか?を語れると、説得力がますでしょう。例文のように、学生時代の経験にもからめて「なぜ化学素材か?」を説明できると、より本気度が伝わります。

なぜ化学素材なのか例文を2つ

化学素材の魅力を取り入れた他の例文も見てみましょう。

例文1

完成品の用途は限られますが、化学素材の用途には無限大の可能性があります。

また、化学素材は全ての製品の源流であり、多くの人々の生活に関わります。
素材にどのような付加価値をつけるかによって、最終製品の価値を高めることができ、人々の生活を豊かにすることが出来ることに魅力を感じ、素材メーカーで働きたいと考えるようになりました。

用途に無限の可能性があること、モノづくりの源流に携わることができるという化学素材の魅力を取り入れて、化学素材メーカーを志望する理由を説明しています。
完成品との違いを明確にすることで、説得力が上がります。

例文2

川中領域に位置する化学素材メーカーは、樹脂製品をはじめ、食品、電子材料、化粧品など多種多様な製品を世界中に展開することで、様々な業界を支えています。

私は、大学の研究から得た有機化学と高分子合成の知識と技術を活かして、世界中で活躍する製品を提供していくことが夢です。
そして、それを実現できるのが化学素材メーカーだと考えております。

「川中に位置する化学素材は様々な分野の製品に関われる」という醍醐味を、自身の大学研究と結び付けて説明しています。
大学での専攻を活かすことが出来る場合は、積極的に取り入れていくことで好印象を与えましょう。

なぜ化学素材メーカーの中でも、その会社なのか?

例文

化学素材メーカーの中でも、貴社は『進化する個性派化学』として、燃料電池用の高機能触媒や有機EL向け燐光材料の開発など、時代に先駆けた新素材を開発しておられます。営業として、貴社の高機能素材の用途開発に携わり、日本の「モノづくり」の可能性を引き出したいと考え、貴社を志望しております。

志望動機ですから「なぜその会社なのか?」をしっかり説明しなければなりません。素材業界への情熱や、モノづくりへの情熱をしっかり説明できていても、「なぜ御社なのか」に上手く答えられている学生は少ないです。

「なぜ数ある化学素材メーカーの中でも御社なのか?」を説明する方法

では、どうすれば「なぜ御社なのか」を説明できるのか?ポイントは二つあります。

  • 会社の特徴(業界内でのポジション・事業上の強み)に触れる
  • なぜその特徴に魅力を感じるのか?を説明する

この2点を押さえましょう。例文では、「個性派科学としての昭和電工の開発力」に触れ「貴社の高機能素材を通じて、モノづくりの可能性を引き出せる」と魅力を感じる理由を説明しています。

「会社の特徴に触れる」「なぜその点が『自分には』魅力的なのかを説明する」この2点を押さえれば、「なぜ御社なのか」が説明できるはずです。

なぜその会社なのか例文を2つ

他の例文も見てみましょう。

例文1

貴社にはライフサイエンス部門があり、従来の合成医薬品から最先端のバイオ医薬品に至るまで、幅広い分野にわたる医薬品を開発しております。

私は、大学で有機合成を活かした医薬品開発の研究を行っており、研究から学んだ知識や技術を活かせる分野であると考えています。
貴社のもつバイオ技術と合成技術を用いて、世界中に新しい医薬品を提供していきたいと考えています。

化学素材の技術を活かして医薬品合成を行うという特徴から、その分野でなら自身の専攻を活かせるとつなげることで志望理由を説明しています。
企業研究を行って、他の会社にはない特徴をしっかりと抑えて、志望理由に取り入れましょう。

例文2

化学素材メーカーの中で、世界シェアNo.1の製品を数多く生み出す高い技術力をもつ貴社で働きたいと考えております。

貴社の高い利益率に裏打ちされた独自性と幅広い事業分野への展開力に大きな魅力を感じました。

高い技術力とユニークな製品を生み出す独自性をもつ貴社なら、自分の専門性を最大限に活かして化学素材の可能性に挑戦出来ると考え、貴社を志望しました。

世界シェアNo.1の製品を多く生み出す高い技術力、ユニークな製品を生み出す独自性、幅広い分野への展開力という強みを通して、自身のビジョンを達成できることを理由にしています。
事業上の強みが、自分がやりたいことを達成するうえで必要な理由を説明できれば、説得力が生まれます。

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