信託銀行の志望動機の書き方の3つの秘訣【例文あり】

本コンテンツは独自に制作していますが、一部にサービス提供企業等から広告料および送客手数料を受領しているPR情報が含まれています。

信託銀行の志望動機作成がはかどらずに困っていませんか?信託銀行の業務は馴染みがないので、どうやって志望動機を作成していけばいいかわらずに悩みますよね。

でも、大丈夫。わずかなポイントを押さえるだけで、説得力のある信託銀行向けの志望動機が書けるようになります。わかりやすい例文とともに、信託銀行の志望動機の書き方をご紹介します。

信託銀行の志望動機(例文)

例文

三井住友信託銀行 志望動機

貴行でこそ、個人のお客様の目線にたって資産運用をサポートできると考え、貴行を志望しております。

大学時代、個人指導の講師を通して「自身の知識で人の成功をサポートしていく」ことにやりがいを感じてきました。自身の学部が経済学部ということもあり、人生設計において欠かせない「お金」という観点から、お客様を支えられる信託銀行の仕事に携わりたいと考えるようになりました。

貴行は、国内唯一の専業信託銀行として、個人のお客様にあわせたオーダーメイドな商品の提供に力を入れておられます。貴行でなら、個人のお客様の目線にたって資産運用をサポートしていけるのではないかと考え、貴行を志望しております。

質問に答えるだけで志望動機を完成させよう

志望動機を作成する際、文章を考えるのが苦手な就活生も多いと思われます。

「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。

志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的に志望動機を完成させましょう。

なぜその会社を志望するのか?

例文

貴行でこそ、個人のお客様の目線にたって資産運用をサポートできると考え、貴行を志望しております。

志望動機はまず結論から書きましょう。とても基本的なことですが、出来ていない学生は多いです。

たとえば、「貴行の支店に見学に伺った際に〜」と志望のきっかけから説明している方が少なくありません。確かに、志望のきっかけは大事ですが、「まずは結論」がビジネス文書の基本です。

最初に、「〜という理由から、貴行を志望しています」「貴行を志望するのは〜からです」と結論を書きましょう。

imasia_15025085_S-1

なぜ信託銀行なのか?

例文

大学時代、個人指導の講師を通して「自身の知識で人の成功をサポートしていく」ことにやりがいを感じてきました。自身の学部が経済学部ということもあり、人生設計において欠かせない「お金」という観点から、お客様を支えられる信託銀行の仕事に携わりたいと考えるようになりました。

なぜ金融なのか?には答えられていても、「なぜ信託なのか?」に答えられている就活生は少ないです。「モノを持たないから、人間力が試される」というのなら、金融全般に通じますし、そもそもサービス産業すべてにいえることですよね。だから、あまり説得力がありません。

信託銀行を志望するのですから、「なぜ信託銀行の業務に携わりたいのか?」というロジックが必要です。信託業務になぜ携わりたいのか?を、自分の人生経験を元に説明しましょう。

人生経験をもとに「だから、私は信託業務に携わりたい」と語れれば、他の志望動機よりもぐっと説得力が出ます。

なぜ信託銀行の中でも、その会社なのか?

例文

貴行は、国内唯一の専業信託銀行として、個人のお客様にあわせたオーダーメイドな商品の提供に力を入れておられます。貴行でなら、個人のお客様の目線にたって資産運用をサポートしていけるのではないかと考え、貴行を志望しております。

志望動機ですから、「なぜ業界の中でも、その会社でなければならないのか?」をきちんと答える必要があります。「お客様の資産運用を支えたい」だけでは、他のどこでも通用してしまいます。だから、最後に「なぜその会社でなければならないのか?」を伝えましょう。

業界の中でも、なぜその会社を志望するのか?に答える方法

「業界の中でも、なぜその会社なのか?」を説明する方法は簡単です。その会社の強みを自分の就活の軸と一致させればいいのです。たとえば、例文では、

  • 個人のお客様の資産運用を支えたい、だから信託銀行(就活の軸)
  • 三井住友信託銀行は、リテールに力を入れ、お客様にあわせたオーダーメイド商品の提供に強みがある(会社の強みを取り上げる)
  • 貴社でこそ、お客様の目線にたって資産運用をサポートできる(志望動機を〆る)

と構成しています。このように、「なぜ信託銀行なのか?」と、業界選択理由で説明した「信託銀行に興味がある理由」と「会社の強み」を照らし合わせるわけです。

このように会社の強みと、自分の重視する基準を上手く合致させれば志望動機がすぐにつくれます。これは三井住友信託銀行への志望動機ですが、同じような構成で、みずほ信託銀行への志望動機もつくれます。たとえば、

貴行は、「oneみずほ」として、銀行・証券・信託の連携に力を入れておられます。お客様のご要望に柔軟にお答えするには、信託だけでなく、他の金融サービスとの連携が欠かせないと考えます。貴社でこそ、お客様の要望にあわせた金融サービスを提供できると感じ、貴社を志望しております。

とすればよいのです。みずほ信託銀行の「銀行・証券・信託の連携」という強みに言及しているので、しっかりと「なぜその会社なのか?」に答えられています。

会社の事業上の強みを上手く折り込めば、志望動機は簡単に作成できます。