【例文あり】内定者懇親会の自己紹介・挨拶のポイント5つ

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内定者懇親会では、内定者全員が自己紹介を求められることがあります。でも、内定者懇親会の自己紹介なんて、何をどう言えばいいかわからず、困りますよね。

でも、大丈夫。内定者懇親会で自己紹介をする時に、参考になる自己紹介・挨拶の例文を用意しました。例文を参考にすれば、誰でもしっかりとした自己紹介ができるようになります。

以下を読んで、失敗しない内定者懇親会の自己紹介のポイントを身につけましょう。

内定者懇親会の自己紹介・挨拶の5つのポイント

1.最初に大学名・学部と名前を名乗ろう

これは就活の時と変わりませんね。ハッキリした、聞き取りやすい声で「●●大学●●学部の●●です!」と元気よく名乗ってください。

第一印象が大切

自己紹介は単に自分のことを知ってもらうだけではなく、第一印象を決める大事なポイントです。ハキハキと明るい声で話すのはもちろん、表情も意識しましょう。どれだけ大きな声で話しても、うつむき加減で表情が暗いと台無しです。しっかりと顔を上げ、胸を張って姿勢良くしてください。

忘れがちですが目線の意識も大事です。当てもないところに焦点を合わせたり、目の前の一点を見つめたりするのではなく、その場全体に満遍なく目を配りましょう。全員が目が合ったと感じるくらいが理想です。

また、第一印象は見た目でほとんど決まると言われています。話し方や内容はもちろん重要ですが、服装や身だしなみにも注意しましょう。スーツか私服かは企業側から指定されることが多いですが、社風や懇親会の開催場所などTPOに合わせた清潔感のある身だしなみを心がけましょう。

2.大学時代に打ち込んできたことに触れる

自己紹介で自分のことを話しておけば、その後の懇親会で、他の学生があなたに話しかけやすくなります。あなたを知ってもらうために、自分が大学時代に打ち込んできたことの概要を簡単に話しましょう。

学生時代に打ち込んできたことに自信がないときは、趣味などについて話しても良いでしょう。

共通点を探されやすくなる

お互いに信頼関係を築いて打ち解けた状態のことを「ラポール」と言いますが、その状態を作るために「共通点」という切り口は非常に有用です。大学時代に打ち込んだことといっても面接ではないので、「サークルの幹事長として大人数をまとめた」「NPO法人を立ち上げて途上国支援に取り組んだ」といったようなインパクトの強いエピソードは必要ありません。

「漫画を読むのが趣味で特に〇〇が好きです。〇〇が好きな方や他にオススメの漫画があるという方は是非あとで教えてください」など共感を得られそうな内容なら何でも良いでしょう。自分がどういう人間で、どう相手とコミュニケーションをとって行きたいか意識してネタを考えてください。

懇親会の場では上手く話せるか、他の内定者や先輩社員とスムーズにコミュニケーションが取れるかなど不安や緊張が大きいでしょう。しかし、それは相手も同じなのです。お互いに気軽に話すためのきっかけやタイミングを探しているということを頭に入れておきましょう。

3.その会社を選んだ理由を述べる

内定者の集まるスピーチなので「どんな理由でその会社を選んだのか」を語りましょう。会社を選んだ理由を語ることで、他の学生とも、その後の懇親会で話が弾みやすくなります。

ぶっちゃけすぎるのはNG

既に内定を取っているからといって、ぶっちゃけすぎる内容を話すのは避けましょう。「実は元々興味がなかったんですけど、いざ内定をもらったら悪くないなという気になりました」「第一志望に落ちてしまったので……」といった話をしても誰も幸せになりません。その企業で想いを持って働いている社員の方や、熱意を持って応募した内定者に対して失礼に当たる可能性もあります。

懇親会は内定者を労う打ち上げの場ではなく、これから一緒に働く同僚となり得る内定者同士と先輩社員との親睦を深めることが目的です。就活が一段落した開放感から内定者懇親会で少し羽目を外しすぎてしまうケースもあるようですが、何のために参加しているのかを常に意識して、お互いに有益な場となるように心がけましょう。

4.今後の抱負を語る

「みなさんに負けずに活躍できるように頑張っていきたいと思います。今後共よろしくお願い致します」程度でも良いので、最後に「今後どう頑張って行きたいか」を述べてスピーチを終えましょう。スピーチのキレがよくなります。

5.できるだけ大きなハキハキとした声で

内定者が何人いる会場ですから、ぼそぼそとした声では聞き取れません。大きなハキハキとした声で話しましょう。短い時間のスピーチでは、内容よりも「話し方」が大きな影響を与えます。聞き取りやすいハッキリした声で自己紹介をしましょう。

ex.ジョークを入れられれば100点

内定者懇親会はカジュアルな場ですから、スピーチで笑いをとると「出来る人」という印象になります。つかみの自虐ネタやジョークに自信があれば、入れて笑いをとると良いでしょう。

あなたの就活力はどのくらい?

就職に成功するためには、まず自分の就活力を知っておく必要があります。就活力とは、就活で必要な準備や企業側が重視しているポイントに対して、どれだけ備えているかをはかる指標です。

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内定者懇親会の自己紹介・挨拶の例文

はじめまして。就活大学経済学部の就活太郎と申します。

Point 最初に大学名・学部・名前を大きな声で名乗る

みなさんがされた自己紹介の「リア充感」に、非リア充の私は、正直、むせ返っております。

Point カジュアルな場なら、つかみでジョークを入れる

私はどちらかというとインドア派で、学生時代には、ベンチャー企業のインターンシップに参加し、スマートフォンのアプリを開発してきました。開発に携わった「●●」というアプリは、幸運なことに、xxダウンロードを達成出来ました。

Point 学生時代に打ち込んできたことに触れる

スピーディーに市場に挑戦できる、スマートフォンアプリのビジネスに魅力を感じ、この業界を志望しました。その中でも、単なるコンテンツ課金商売のアプリではなく、生活を支えるインフラとしてのアプリを開発していこうとする、(会社名)の経営理念に共感し、この会社を就職先として選ぶことに決めました。

Point 最終的にその会社を選んだ理由に触れる

みなさんに負けずに(会社名)に貢献できるように今後精一杯努力していきたいと思います。今後共どうぞよろしくお願いします。

Point 今後の抱負を語り、スピーチを終える

上記のポイントを意識した自己紹介の例文です。これだけしゃべって1分程度です。上記の自己紹介のポイントを守れば、100点ではないものの、誰でも70点の自己紹介が出来るようになります。自己紹介に自信がない人は、この例文を参考にして、自己紹介を考えてみてください。

シンプルに自分を紹介する

自己紹介のポイントはシンプルに自分のことを紹介することです。自己紹介をする内定者は他にも多くいますから、場の雰囲気を見ながら長くなりすぎないように簡潔にまとめてください。何かの結果に繋がる評価をされるわけではないですが、そこにいるのは今後同僚となり得る自分と同じ内定者と先輩社員です。

自己紹介の内容が濃すぎると、「自己主張が強いタイプなんだな」といった印象を与えかねません。それが自分の個性として受け入れられれば良いのですが、第一印象としては悪目立ちしすぎると言えます。

一方で、面接ではないので、ある程度フランクに自分のありのままを知ってもらうように意識すると良いでしょう。参加者が初対面同士であることが多い懇親会の場では、みんなが会話の糸口を探しています。「あの人は自己紹介であんなことを話していたな」とコミュニケーションのきっかけとなり得るようなキャッチーな内容を盛り込めればベストです。

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内定者懇親会で緊張する必要はない

内定者懇親会はあくまでも「打ち解ける場」です。そこで、今後の配属先が決まったり、出世コースにのるかのらないかが決まるわけではありません。あくまでも、「内定者同士が打ち解けるための場所」なので、あまり気を張らないようにしましょう。

「自分をこれから働く仲間に知ってもらう」ために気軽な気持ちで自己紹介をしてください。

上司の方々も来られるので注意

内定者懇親会には自分と同じ立場の内定者だけでなく、企業の上司となる方々も来られます。緊張する必要はないといっても、フランクすぎるのはNGです。

社会人としての礼節をわきまえた言動を心がけましょう。他の内定者や先輩社員と打ち解ける会ではありますが、サークルのに飲み会や合コンとは違い、あくまでビジネスの場だということを忘れないようにしてください。

明るくコミュニケーションをとる

例え先輩社員や上司となる方々が相手であっても、堅苦しくなりすぎないようにしましょう。明るくコミュニケーションをとることと、ビジネスマンとしての礼節をわきまえた言動は両立できるものです。内定者懇親会は選考の一環として参加者を評価するものではありません。

参加者は「今後一緒に働く事になる人がどんな人柄なのか知りたい」という想いを持っているのです。既に入社の決意を固めている人も、入社を迷ってる人も、是非明るくコミュニケーションを取ってお互いに有意義な場にすることを心がけましょう。